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地元の高校生と制作-PART2-

前回の続きです。
「え。まだ見てないよ!なんの話?!」の方は下記から飛んで読んでみてください。

≡第4回(8/26)≡

この日はついにドラフト版の披露&修正です。
前回の第3回目では、大まかのレイアウトが決まりました。その後、僕らでキャッチコピーや事前にいただいた写真などをさらに選び、ドラフト版として制作しました。今回はこのドラフト版を見て、さらにみんなで細かい修正点を洗いだします。
「ここの写真はこういうのがいいなあ」
「ここの文章これでいいかなあ」
「これをこっちに動かしたい!」
「この感じめっちゃいい!!」などなど。

改めて形にすると、ラフ画では見えてこなかった部分が見えてきます。
実際に僕らも作ってみないと気づかなかった点が結構ありましたし…笑
形になって初めて分かることって多いんですよね。いくら頭の中や机上でやっても、実物がないとやっぱりだめだなあって感じます。
実寸の大きさで見たら、イメージより小さかったり、大きかったり、色々問題が起こります。こればかりは頭の中じゃ解決できません。試作や模型がいかに重要かが実感できます。

ドラフト版1

ドラフト版2

この2案から選んで決めます。

≡第5回・第6回(9/16、9/23)≡

この日は修正が終わって完成したポスターをみて、第6回のプレゼンのための資料作りや発表練習の時間です。全体の流れや違和感がないかみんなで確認しあいます。なかなかないプレゼンの機会にみんな少し緊張してるみたい🤔
本番まで後1週間でどこまで仕上がるか…

そんなドキドキで迎えた発表当日。
始まるギリギリまで高校生が来なくて、僕ら地域おこし協力隊は違う意味でとてもドキドキしちゃいました。笑
始まる5分くらい前に到着して、直前リハする暇もなく、すぐ本番です。
でも、はじまった瞬間に安心しましたね笑
第5回の時とは別人レベルの精度のプレゼン資料・流れ、そして堂々した話し方。
1週間でどんだけ練習してきたんだろうって思わせるほどの立派な発表でした。
もう、なんでしょうね、自分がやってるわけではないんですが、達成感と感動が入り混じったなんだか初めての不思議な感じです😂
本当に僕らは高校生の指示通りにソフトを使っただけで、レイアウトから写真選び、文言まで全て高校生が考えています。
素晴らしくないですか。高校生がそれぞれ思うターゲットや目的に沿って、しっかり考えられたデザイン。

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真ん中の4つにはメインの総合学科の写真。
自分で科目選べるという特色から考えたキャッチコピー。
中学生にイベントが伝わるように学祭とスポーツ大会の写真は上に。
保護者向けに検定などの制度は下にわかりやすく、文字だけど目立つように。

≡ちょっと感想≡

高校生にとっても、僕らにとっても初めての経験で、お互いに刺激しあってできたからこそできた作品ですよね。ほんとに。
プレゼンが終わって、素晴らしかった!めっちゃよかったよ!って皆に真っ先に伝えにいきました笑
専門的な大人たちと学生が交わって、一つのものを作り上げるなんて経験そんなにないと思います。僕が高校生の時はなかったです。
お互いにとって、すごい刺激的で。何か少しでも今後のみんなの人生において、プラスになれたらいいなあと思っています。
願わくば来年もやりたいなあって。なんなら毎年恒例にしていいなあ笑
森高校生の生徒会執行部のみんなおつかれさまでした。楽しかったです。
ありがとう。

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