【読書感想文】変化を恐れぬ日本人その原点を探る『神神の微笑』
芥川龍之介の『神神の微笑』を読んだが、めちゃくちゃ考えさせられた。キリスト教が日本にやってきた時の話で、文化って奥深いなって改めて感じた。
本書では宣教師が日本の文化に戸惑いながらも、その美しさに惹かれていく様子が印象的。日本って、外から来たものを自分たちのものにできちゃう不思議な国だ。まるで、スポンジみたいに色んなものを吸収して、自分だけの色に染めていく感じ。
特に印象に残ったのは、宣教師が日本の風景や人々に触れて、心が変化していく様子。彼を通して見る日本は、新鮮で、どこか懐かしかった。まるで、自分が初めて日本の美しさを発見したような気持ちになった。
この小説を読んで、昔、外国の音楽を日本語で歌ってたことを思い出した。言葉は違っても、音楽の持つ力ってすごいなって思ったし、それってまさに、文化の融合ってやつなのかなって。
芥川は、この小説で日本人のアイデンティティについて深く考えてると思う。外からいろんなものが来ても、日本人はやっぱり日本人なんだよね。この考え方は、今の時代にも通じるものがあると思う。
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