見出し画像

わたしの霊がおまえたちにとどまる:聖書をめぐる旅8/4

8/4(木)
 捕囚から帰ってきたユダの人々を神様は、叱咤激励します。
何を大事にすべきか、困難に対して何を頼りにするべきか、神様と共に働くことの意味を、神殿建築をとおして語っています。


ハガイ書1章 
3-4彼らに対する主の答えはこうです。「では、神殿が荒れはてたままなのに、あなたがたはぜいたくな家に住むのにふさわしい時なのだろうか。

9あなたがたは多くを望んでも、少ししか得られない。それを家に持ち帰っても、わたしが吹き飛ばす。結局続かないのだ。なぜか。わたしの神殿が廃墟のままなのに、気にかけないからだ。自分たちのりっぱな家にばかり気を配っている。

12そこで、シェアルティエルの子でユダの総督ゼルバベルと、エホツァダクの子で大祭司ヨシュアと、その地に残ったわずかな民は、ハガイが語った、彼らの神、主からのことばに従いました。真剣に主を礼拝するようになったのです。 13その時主は、主の使者であるハガイを通して再びメッセージを送り、彼らに語りました。「あなたがたと共にいて祝福する」と。


ハガイ書2章

4しかし勇気を出せ、ゼルバベル、ヨシュア、すべての民よ。元気を出して働け。わたしが共にいるのだからと、全能の主が言われる。 5エジプトを出た時、わたしの霊がおまえたちにとどまる、と約束した。だから恐れるな。』

7すべての国を揺り動かす。すべての国の望みである者がこの神殿に来て、わたしはここをわたしの栄光で満たす。 8-9この神殿の未来の輝きは、最初の神殿の輝きより大きくなる。それに必要な金銀を、わたしがたくさん持っているからだ。そしてわたしは、ここに平和をもたらす』と主は言われる。」

14ハガイは質問の真意をはっきりさせて、こう言いました。「あなたがた民は、身勝手な態度と良くない思いをもって過ごすことで、自分がささげるいけにえを汚していた。いけにえだけではなく、わたしに対する奉仕として行うことも汚していた。 15それで、なすことすべてうまくいかなかったのだ。だが、今からは違う。神殿を建て始めたからだ。

18-19さあ今、このことを心に留めよ。この月の二十四日、すなわち、主の神殿の土台が据えられたこの日から、そしてこの日から先、わたしはあなたがたを祝福しよう。心に留めよ。あなたがたが神殿の再建を始める前、穀物を刈り入れる前に、ぶどう、いちじく、ざくろ、オリーブが実を結ぶ前に約束しておこう。今日からのち、わたしはあなたがたを祝福する。」

23しかし、そのことが起こったら、わたしのしもべゼルバベルよ、あなたを選んで、わたしの指にはめた印章のように誉れを授ける。わたしがあなたを選んだからだ。』このように、全能の主は言われる。」

→ハガイは、捕囚から帰ってきた人々に対して神から遣わされ、彼らを励まして神殿再建計画を完成させました。
神様は、自分の家よりもまず廃墟の神殿を立て直すことを重視しました。
「勇気を出せ」
「元気を出して働け」
神様を第一にする世代によって、再び神様の栄光の神殿を作られています。
2章4節には
「わたしの霊がおまえたちにとどまる」と
未来の神殿、人間の中に聖霊様ががとどまるということも預言されています。
神殿建築は、単純に廃墟を立て直すだけでなく、周囲の敵からの攻撃にも備えていたと記憶します。ネヘミヤ記4章の「片手にもっこを担ぎ、片手に投げやりをとった」「夜は警備にあたり、昼に仕事をしよう」という描写が印象的です。
 今、聖霊様がイエス様を信じる一人一人の中にお住まいになる預言が成就している時代です。時間も労力も神様を第一に働いた神殿再建の時代に倣って、収穫のために働く時と思わされました。信仰の大盾と御言葉の剣を持って、今日も前進したいと思います。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?