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あの人の衣の裾で:聖書をめぐる旅 8/18

8/18(水)<示された聖書の箇所→学び>落穂ひろいをしているルツに姑のナオミが教えた戦略は、ただただボアズの良心を信じた行動でした。第1ヨハネでは、「勝利」について、「この世」についての知恵がありました。

ルツ記3章

4あの人が休むとき、その場所を見届けておいて、後でそばへ行き、あの人の衣の裾で身を覆って横になりなさい。その後すべきことは、あの人が教えてくれるでしょう。」

→ナオミがルツに、ボアズの心をつかむために伝えた戦略は、彼の衣の裾に入れてもらって横になることでした。寝ている時に、誰かが傍に寝ていたら驚きますが、ボアズはナオミを祝福し、家を絶やさぬために自分がすべき責任を果たす旨を伝えます。ルツとボアズの関係は、私たちとイエス様の関係に似ています。私たちは、神様の裾にただ覆われる位置にいくと、神様が受け入れてくれて、その責任を果たしてくださる。その責任とは救い主として、罪の身代わりとして十字架について下さることだと思いました。

17「この六杯の大麦は、あなたのしゅうとめのところへ手ぶらで帰すわけにはいかないとおっしゃって、あの方がくださったのです」と言うと、

→ボアズは、帰りかけのルツにいっぱいの大麦を持たせてくれます。
手ぶらで帰すわけにはいかない・・・とはオリンピックのリレーの選手の言葉を思い出します。


第1ヨハネ5章

4神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。 5だれが世に打ち勝つか。イエスが神の子であると信じる者ではありませんか。
その証しとは、神が永遠の命をわたしたちに与えられたこと、そして、この命が御子の内にあるということです。 12御子と結ばれている人にはこの命があり、神の子と結ばれていない人にはこの命がありません。

→ヤーウェ・ニシ、主は勝利の旗です。勝利を求めるのではなく、勝利なる方がキリストを信じる者の中におられるというのが、この信仰です。良い環境があると、人はその影響でよくなります。しかし、心に勝利のある人は、環境が悪くても環境を変える力があります。これこそ、勝利かと思います。「私は荒れ野に道を敷き、砂漠に大河を流れさせる。」イザヤ書の御言葉を感謝します。

19わたしたちは知っています。わたしたちは神に属する者ですが、この世全体が悪い者の支配下にあるのです。

→この世の中は悪い者の支配下にあるという現実を受け入れる必要があります。現在は聖霊の時代と言われています。すなわち、キリストの霊を受けた者のつながりがこの世にあります。人々に神様への道が開かれています。しかし、世の終わりには、この道が閉ざされる時が来ます。7年の艱難時代です。光あるうちに、光の中を歩めとは、聖書の警告でもあります。

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