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主の御心に適わなかった:聖書をめぐる旅 9/30

9/30(木)
今朝の札幌は雨です。
サムエル記下11章では、ダビデの罪が記載されています。
詩編では、サウルから救われたダビデの詩があります。

サムエル記下11章

ダビデは使いの者をやって彼女を召し入れ、彼女が彼のもとに来ると、床を共にした。彼女は汚れから身を清めたところであった。女は家に帰ったが、 5子を宿したので、ダビデに使いを送り、「子を宿しました」と知らせた。
翌朝、ダビデはヨアブにあてて書状をしたため、ウリヤに託した。 15書状には、「ウリヤを激しい戦いの最前線に出し、彼を残して退却し、戦死させよ」と書かれていた。
喪が明けると、ダビデは人をやって彼女を王宮に引き取り、妻にした。彼女は男の子を産んだ。ダビデのしたことは主の御心に適わなかった。

→戦いに明け暮れていたダビデが、前線から離れ王宮で犯した罪が記載されています。王には、人を王宮に召す権威もあり、部下を前線に配置する権威もあります。しかし、部下の妻を奪い、夫をわざと殺すようなことは、神の目には適いませんでした。
人間の目はごまかせても、神様の目はごまかすことができません。
「正しい者はいない、誰もいない。」
神様の目を思ったときに、私の中には畏れしかありません。
美しい人に目を止める、私の目はある意味不自由であり、日々悔い改めて新しくされなければ、まっすぐ進めない者であります。

詩編18章

14主は天から雷鳴をとどろかせ
いと高き神は御声をあげられ
雹と火の雨が続く。
15主の矢は飛び交い
稲妻は散乱する。
16主よ、あなたの叱咤に海の底は姿を現し
あなたの怒りの息に世界はその基を示す。

→ダビデがサウルから救いだされたときに、歌った詩です。神様は、天地のあらゆるものを動員して、ダビデを救い出された。
サムエル記のダビデとのギャップがすごいです。
神様からの恩恵を受けたダビデも、罪に陥ったことを
思うと、私たちにはキリストの十字架なしには、歩めません。
主よ、助けてください。

今日も、皆さまに主の平安と心の守りがありますように。

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