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何があるのか:聖書をめぐる旅 11/8


11/8(月) 
リーダーの本当の役割は次のリーダーを育てること、という話を聞いたことがあります。預言者エリシャも、預言者の仲間を育てていたこと、またその家族をサポートしていたことがわかります。
詩編は、サウル王に追いかけられて、洞窟に逃げ込んだダビデの詩が記載されています。

列王記下4章 

1預言者の仲間の妻の一人がエリシャに助けを求めて叫んだ。「あなたの僕であるわたしの夫が死んでしまいました。ご存じのようにあなたの僕は主を畏れ敬う人でした。ところが債権者が来てわたしの子供二人を連れ去り、奴隷にしようとしています。」
2エリシャが、「何をしてあげられるだろうか。あなたの家に何があるのか言いなさい」と促すと、彼女は、「油の壺一つのほか、はしための家には何もありません」と答えた。 3彼は言った。「外に行って近所の人々皆から器を借りて来なさい。空の器をできるだけたくさん借りて来なさい。 4家に帰ったら、戸を閉めて子供たちと一緒に閉じこもり、その器のすべてに油を注ぎなさい。いっぱいになったものは脇に置くのです。」

→預言者の仲間が死んだ後、その妻と子どもの生活を助けたエリシャの働きが記載されています。
「何があるのかいいなさい」
神様の方法は、あるものを利用すること、それを祈りつつ分け与えることにあるように思いました。
そして、何より気になったのは「預言者の仲間」という表現です。
神様の御心を伝えることをエリシャ一人だけが行ったのではなく、
イエス様が弟子に福音を宣べ伝えることを、教えていた姿と重なります。
その延長線上にわたしたちもいることは感慨深いものがあります。

参考資料:牧師の書斎

詩編57編

2憐れんでください
神よ、わたしを憐れんでください。
わたしの魂はあなたを避けどころとし
災いの過ぎ去るまで
あなたの翼の陰を避けどころとします。
8わたしは心を確かにします。
神よ、わたしは心を確かにして
あなたに賛美の歌をうたいます。
9目覚めよ、わたしの誉れよ
目覚めよ、竪琴よ、琴よ。
わたしは曙を呼び覚まそう。

→サウロに追われて洞窟に隠れていたダビデの詩です。
この世の王が自分の命を狙って迫ってきても、
ダビデにとっての守りは神様の翼の陰でした。
そして、現状を変えるきっかけは神様に賛美の歌をささげることです。
私たちの守りは、イエスキリストの十字架であり、
賛美は今も、現状を変える力を放っています。
賛美・主・ハレルヤ!


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