山本 純志郎

『人が元気になる仕組み作り』が仕事。機能訓練やリハのコンサルティング事業をしたり、東南アジアの介護とリハに特化した国際協力NGOを運営したりしています。現在はもっぱら、医療職の働き方やキャリアの研究をしてます。

山本 純志郎

『人が元気になる仕組み作り』が仕事。機能訓練やリハのコンサルティング事業をしたり、東南アジアの介護とリハに特化した国際協力NGOを運営したりしています。現在はもっぱら、医療職の働き方やキャリアの研究をしてます。

最近の記事

【調査結果】療法士が抱えるキャリアへの不安とは?

以前、調査をさせていただいた【療法士のキャリア観調査】について、第2弾の今回は『キャリア不安』の実態についてまとめたいと思います。 前回の記事では『療法士の理想のキャリア』についてまとめました。理想を深ぼると、”専門性”がキーワードとなる業界・業種だということが見えてきました。 一方で、自分自身のキャリアを考えると「不安がいっぱい」という方も多いのではないでしょうか?(僕もです) しかしながら、「〇〇が不安だ」と感じるのと、『ただ漠然とした不安がある』では悩みの質が異な

    • 療法士が高めたい「専門性」とは何か?

      以前、『療法士のキャリア観』に関するアンケート調査をさせていただきました。その結果600名を超える方々からご回答いただくことができました。 *こんなアンケートです→https://note.com/yamajunshi/n/n2253631ed981 多くの方のご協力をいただけ、とても嬉しい反面、こんなに多く集まると分析できるか!??という思いもありつつ、しかも仕事が立て込み中々分析に着手できずにおりました。。。 年末に差し掛かり、そんなグータラなことをしていちゃいけない

      • 療法士のキャリア調査が完了しました!

        2021年6月11日〜6月30日の期間に『療法士のキャリア』に関するWebでのアンケート調査を実施させていただきました。 《調査概要》 ・テーマ:療法士の理想のキャリアと不安・悩みに関するアンケート調査 ・対象: 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士  *対象外の職種の方もご回答いただけます。 ・調査責任者: 山本純志郎、細川寛将 ☆アンケートフォーム:https://forms.gle/RfvajCXW1TGrHMPB7 非常に多くの方々からのご協力をいただき、無事にアン

        • 療法士の大学院進学はキャリアに繋がるのか、を真剣に考えてみた

          社会人の学び直しや、更なるステップアップの手段として"大学院進学"を選ぶ方は非常に多くなっており、これは療法士業界でも同様となっています。 前回、【理学療法士の学位と給与】に関する記事を書きましたが、そこで理学療法士業界は経験年数が給与に反映しづらいこと、大卒と専門卒では給与に差がないことが見えてきました。 こうなると、大学院という高等教育を修了することによる待遇の変化にも興味が湧いてくると思います! 療法士の場合は、学会発表や論文執筆などの学術活動のステータスが高いこ

          大学生が理学療法士の給与について真剣に考えてみた

          職種に限らない話ですが、仕事をしていく中で、「お給料」は誰しも気になるものだと思います。 私は理学療法士という仕事をしていますが、お金に対しても非常に強い関心を持っていましたので、学生の頃から「どうすれば給与は上がるのか」についてよく考えていました。 そんな大学生のある時、衝撃の論文と出会ったのです!! それは世界40カ国の理学療法士の給与について調べたものでした!! 《学生時代に衝撃を受けた論文》 Lawrence P Cahalin, Yoshimi Matsuo,

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          今、私たち療法士はこの課題に向き合うべきだと思うのです!

          こんにちは。理学療法士の山本純志郎と申します。 皆さんは『キャリア』という言葉から何を想像しますか? ・キャリアアップや昇進のようなハイキャリアのイメージ ・副業・転職・起業を斡旋されるようなイメージ ・就活や転職のために自己分析したり、履歴書の書き方を教わるイメージ など、さまざまなイメージがあると思います。 どれもキャリアの一部分を表していますが、やはりどこかネガティブなイメージを持つ人もいらっしゃるのではないでしょうか? 一方で、先が見えない現代において、自分

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