\本日の特選素材゛相模湾産゛真あじ/
今日はほぼ1年ぶりの登場゛相模湾産 真あじ゛の干物を作ります♪
何故アジは漢字で「鯵」と書くかと言いますと「参月【3月】頃から美味しくなる魚」という意味で魚編に「参【3】」を当てるということらしいです【諸説あります】。
干物屋最大の魚種ではありますが近年は漁獲量も少なくなってきており、この真あじもまた高級魚の仲間入りを果たしそうな感じなんですよねぇ~。
日本で1番か2番に売れている干物なので人気があるのはもちろんのこと真あじの干物はホントに飽きないんですよ!!
私は毎日のように真あじの干物がお弁当に入っていたんですが骨以外は残したことがないですね。やっぱりお米との相性はベストマッチですな!
さて、鮮魚で真あじを見ても分からないという人も多いのではないでしょうか?
私もコロナの前は年に数回の小学校の干物作り体験をしておりましたが、その際に「真あじ」「マグロ」「するめいか」「真イワシ」の写真を見せて゛これは何という名前の魚でしょうか?゛というクイズをするのですが・・・何の魚か分からない場合が多いんです!!
その変わり真あじの干物を見せると「アジの干物」と答えられるというある意味゛逆転現象゛が起こっています。
スルメイカは「いか」と答えられますのでまだ知名度はあると思いますが、ほぼマグロは答えられず、次に「刺身にするとこれです」と言うと100%近く答えられますのでこれも゛逆転現象゛がおきています。
さらに真イワシは魚そのものを知らないことが多いので今ではほぼ知名度がないようです。
ちなみに、以前は魚は日本人の生活に欠かせないものであったためわかりやすいように漢字が成り立っているのを知っていますでしょうか?
時期で言うなら有名なのは「ブリ」です。漢字では「鰤」と書くように「師走【12月】に美味しくなるよ!」と言うことを教えてくれてます。魚編に「春夏秋冬」もありますので調べてみてくださいね。【私も゛夏゛は知らなかったんですが・・】
また、イワシは「鰯」と書くように「これは弱い魚だから大切に扱ってね!」など取り扱いについての注意点を記載しているものもあります。
さらに、今ではサケは「鮭」と書きますが、もともとは「鮏」【魚編に゛生きる゛】と書いていたようで意味としては「この魚は生臭いぞ!」という意味だったようです。それが「この漢字じゃ売れないよぉ~!」となったかどうかは分からないですが、似たような「圭」という文字を当てて、少なくとも漢字では生臭さを取り除いたようです。今では技術や物流が発達して生臭さもないですから先見の明があったんでしょう!!
さて、明日は休みなので今日の真あじの干物はお酒と一緒に試食です!!
お米との相性もベストマッチですが、お酒との相性もベストマッチ♪ 魚は体に良いとは思うんですが、魚だけで食べることはほとんどないので、これではなかなか痩せないなぁ~。もしかしたら体には悪いのかもしれない・・・。