やまひだか@由良町推し

和歌山県由良町出身の32歳。消滅するとまで言われた2040年の故郷について、ゆっくりn…

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和歌山県由良町出身の32歳。消滅するとまで言われた2040年の故郷について、ゆっくりnoteで考えてみることにしました。

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YURA2040 〜20年後の由良町に花束を〜

皆さんはじめまして。 和歌山県由良町(ゆらちょう)出身のやまひだかと申します。 高校卒業まで由良町で暮らし、大学で県外へ出て、就職とともに和歌山へ。その後の転勤で由良町の実家に戻り、3年半暮らしました。 人生のおよそ8割を由良町で過ごしている僕にとって、由良町は間違いなく故郷です。 知らない方も多いと思うので紹介すると、由良町は、和歌山県のほぼ中央部に位置する人口数千人の小さな町です。 全国に1741ある市町村の中の多くがそうであるように、由良町も〝農業と漁業が中心

    • 「由良町総合戦略」を解読せよ!

      和歌山県のほぼ中央に位置する海と山に囲まれた小さな町・由良町。 「消滅可能性都市」と呼ばれ、1980年には1万人近くいた町民が、2040年には3000人を切ると推計されています。 2015年、住民代表や町議会、学識経験者等からなる「由良町まち・ひと・しごと創生推進協議会」での審議を経て「由良町総合戦略」が策定されました。 今回は少し長めの記事になりますが、この戦略を検証していきたいと思います。 ちなみにこの総合戦略は5年間の指針だったため、2020年3月に「第2期由良

      • 美浜町・由良町・日高町 幻の3町合併のはなし

        1990年代半ば、各市町村の自主的な合併を促す動きが国主導で行われました。自治体の規模を大きくすることで行財政基盤を強化し、地方分権を進めることが目的です。  様々な財政特例策などが取られ、日本全国で多くの自治体が合併。世にいう『平成の大合併』です。  こうした流れを受けて、2001年、由良町を含む日高地方11市町村(当時)からなる「『日高地方』市町村合併研究会」が設立されました。  その後由良町は、隣接する日高町と、自治体規模の似ている美浜町との3町合併の道を模索。2

        • 〝観光客動態調査〟にみる由良町の観光

          2006年に「観光立国推進基本法」が成立し、21世紀における重要な政策として位置づけられた観光産業。  今回の記事では、和歌山県観光局が作成した「令和元年観光客動態調査」を元に、由良町の観光の特性を分析していきたいと思います。  ◆由良町への観光客は年間約14万人2019年の1年間で、由良町には宿泊客数17,346人、日帰り客数122,225人の合計139,571人(前年度比82.09%)が観光で訪れました。  これは県全体の総観光客数(約3500万人)の約4%となり、

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