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ガジェット好き教員が語るSONY REON POCKET 5!教室でも外でも快適に!

6月に入り、暑さが日に日に増してきています。学校でも子どもたちが暑さを訴える時期になってきました。

数年前から学校の教室にはエアコンが整備されるようになりましたが、気温が○度以上にならないとつけられないという制限や、廊下や特別教室にはエアコンがないなど、完璧に快適な状態にはなっていません。

今回は、暑い時期・寒い時期を快適に過ごすために購入したアイテムを紹介します。暑さや寒さが厳しい学校で働くみなさんが少しでも快適に働くための参考になれば幸いです。


(1)基本スペック

今回購入したのは、ソニーが販売しているREON POCKET 5です。

"5"とついていることからわかる通り、第五世代目になります。

初代がクラウドファンディングを通じて発売されて以来、興味を持ち続けてきましたが、第三世代まではバッテリー持続時間が不十分で、昨年発売された第四世代は購入を決断する前に完売してしまいました。

今回の製品は第四世代の製品と比べ、
・吸熱性能最大約1.5倍
・駆動時間最大約1.8倍

と大きな進化を遂げており、これなら実用に耐えるのではないかと考え、初めて購入しました。

世代ごとの比較(Sony HPより)

表で比較すると、バッテリー持続時間が大幅に伸長し、Coolのレベル5が追加されていることがよくわかります。

(2)購入した理由

学校で働く僕が、REON POCKET 5を購入した理由は以下の3つです。

・冷房&暖房が入らない時期の対応
・暑がりなのに寒がり
・家庭内での感じ方の違い

順にみていきます。

・冷房&暖房が入らない時期の対応

前述の通り、学校は気温が一定以上にならないと冷房が入らず、一定以下にならないと暖房が入りません。

そのため、初夏の暑くなり始めた時期や初冬の寒くなり始めた時期には、暑さや寒さを我慢しなくてはいけない時期があります。

また、教室にはエアコンが整備されていますが、廊下や特別教室、体育館にはエアコンがなく、暑さや寒さに耐えての活動を強いられることもあります。

REON POCKET 5を使うことで、こういった快適ではない場所での勤務を少しでも快適にすることができるのではないかと期待しました。

・暑がりなのに寒がり

体質的に暑い時期には汗を大量にかきます。にもかかわらず、寒い時期には末端が冷えがちです。

要するに暑がりなのに、寒がりなのです。

そんな僕にとっては、職場の冷房温度は高いし、暖房温度は低いです。その差を埋めるには、REON POCKET 5のように個人での温度調整が可能なガジェットが最適なのではないかと考えました。

・家庭内での感じ方の違い

家庭の中でも、暑さや寒さの感じ方が違います。

僕の快適な冷房温度に合わせると妻は寒く感じてしまいます。気温の感じ方を合わせるのはなかなか難しいです。

家庭内でのこの差を埋めるためにもREON POCKET 5は有効に使えるのではないかと考えました。

(3)実際の使用感

REON POCKET 5は発売直後に購入し、暑さが増してきたここ2週間ほど家庭と職場で使用してきました。

実際に購入してみた使用感を紹介します。

そもそも着るクーラーではない

REON POCKET 5は「着るクーラー」として紹介されることがありますが、個人的には「着るクーラー」という表現は適切ではないと感じます。

REON POCKET 5は、ペルチェ素子を使って金属のプレートを冷やしたり、温めたりすることで温度の調節をしていることから、"高性能冷えピタ&ホッカイロ""電動冷えピタ&ホッカイロ"のという表現の方が適切です。

Amazonのレビュー欄では、効果ある派と効果ない派によって評価が真っ二つに分かれています。

風によって温度調節する「着るクーラー」を期待して購入するとがっかりすると思いますが、高性能冷えピタ&ホッカイロだと思って買えば、ある程度満足できるのではないかと思います。

冷たくなるのも温かくなるのも非常に早く、CoolとWarmの切り替えもスムーズです。

実際に使用してみると、プレート部分が冷えることで、思った以上にひんやり感があり、予想していたよりも効果を感じています。

REON POCKET 5を使用していない時と比べると、発汗が抑えられることでべたつきが減り、快適に過ごすことができています。

バッテリーの持続時間

バッテリー持続時間は、充電なしで使用するにはあと一歩といった感じです。

学校に到着してから使用を開始すると、子どもたちが下校する時間くらいにはバッテリーがなくなってしまい、日直で校内巡視する場合などには使うことができませんでした。

モバイルバッテリーをつなぐことで、給電しながら使うことも可能ですが、次の世代ではバッテリー持ちがさらに改善され、一日充電なしで使用できるところまでいくといいなぁと思います。

服を着ていると目立たない

ネックバンドが全く見えないわけではないですが、首掛けクーラーやハンディ扇風機のように目立つことはありません。

そのため、自分の着ている服のシルエットを大きく崩すことなくサッと装着でき、快適さを感じることができます。

目立たず、簡単に装着できるわりに快適性が高いというのはいいポイントだと思います。

適切な位置にあわせるのは難しい

REON POCKET 5はネックバンドによって、装着位置の調整を行う仕組みになっていますが、適切な位置に維持し続けるコツをまだ見つけられていません。

教師は校内や教室内を歩き回って授業を行うことも多いので、移動している間にずれてきてしまうことがあります。

ネックバンドによる調節のコツをつかんでしまえば、常に快適な位置にキープできると思うので、適切な位置に常に装着できるように慣れていきたいと思います。

タグの持ち歩きは難しい

今回購入したのは、センシングキットというもので、周囲の気温や湿度を計測してくれるタグがセットになったものです。

このタグから送られるデータをもとにして、REON POCKET 5が自動で温度を調節したり、CoolとWarmを切り替えたりしてくれます。

しかし、このタグは裏のクリップが可動式ではなく固定されており、気軽に服に装着することができません。

しかも表面のセンサーがふさがれてしまうと、気温や湿度を正しく計測できないため、カバンに入れていても意味がありません。

付属のリングも装着のたびに着け外しするのは面倒な形状です。

こんな感じのケースを付けるか、リングにカラビナを付けてズボンにぶら下げることができるようにしようかと考えていますが、裏面の形状などもう少し工夫する余地はありそうだなと感じます。


以上、初めてREON POCKET 5を購入した感想を書いてきましたが、さすが第五世代とあって、過去モデルから改善もされてきており、十分実用に耐えるレベルだと思います。

今後夏に向けて使用機会は増えていくと思いますので、しばらく使ってみて、この夏の暑さにどのような効果があったのかなど、また記事にしていきたいと思います。

(4)まとめ

今回は、REON POCKET 5を初めて購入して、実際に使ってみた感想をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

新しいガジェットを触っているとワクワクしますし、今後の進化も楽しみになってきます。

学校の設備はなかなか新しくならないので、快適に過ごすための工夫の一環として購入してみてはどうでしょう?

今回の記事が、みなさんの参考になれば幸いです。

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