WEBライターさんにおすすめしたい本③
「ライティングの参考になるおすすめの本はありませんか?」という質問をよく受けます。
これまでにもこういうのがありますが。
最近読んだ本の中から、これはと思ったものをまとめておきますね。今のあなたに必要な本が見つかるといいのですが。
「はじめての副業Webライターで頑張らなくても安定収入を手にするための教科書」利倉夏実/染谷昌利
タイトルには「副業ライター」が入っていますが、もちろん専業ライターさんにもおすすめ。この本のすごいところは、魅力的なプロフィールの作り方から、提案文の書き方、報酬交渉の仕方など、とても具体的な例文で説明してある点です。
なかなか提案が通らない、どうやって納期を延ばしてもらえばいいの?なんてときに、頼りになります。
「Webライターが単価を高めるための戦略思考」中村洋太
どんなライターになりたいのか、どうやって自分のライターとしての価値を高めればいいのか、悩んでいる方に贈る一冊です。
悩んでる暇があるならとにかくこれを読め!と言いたい。こんがらがった状態である「悩み」から、次に何をしたらいいのかを整理していく「思考」へと、あなたのアタマの中身を変えてくれることでしょう。
「世界一やさしい問題解決の授業」渡辺健介
ロジカルシンキングがわからんとお嘆きの方は、こちらをどうぞ。あのマッキンゼーのコンサルレベルの手法が中学生にもわかるように、と易しく丁寧に解説された、とんでもない良書です。
「たった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法」諏訪良武
こちらも合わせて読むと、さらにロジカルシンキングが見えてきます。問題を深く掘り下げる「タテの質問」と、他に問題がないかを考える「ヨコの質問」の2つで、ロジカルに考えを進めましょう。
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」古賀史健
あちこちでおすすめされまくっている本ですが、もし今あなたが「うーん、20歳じゃないしなあ…」と手に取るのを躊躇しているなら、それは大きな勘違いだとお伝えします。ハイ、勘違いしてました、私。
書くこととは考えること。
読者の存在を意識する。
「何を書くか」ではなく「何を書かないか」。
ライター界をリードする一人である著者の単著デビュー作には、ライティングのエッセンスが詰まっています。
「三行で撃つ 〈善く、生きる〉ための文章塾」近藤康太郎
もう一度中身を確認しようと手にとって、帯を見て仰天しました。
「書くとは、考えること」。
あら、さっきもこれ見た!やっぱりね!そうなのね!
著者は元名物新聞記者。ページをめくると、ライターコースでやったのと正反対の言葉がガンガン出てきます。
「固有名詞と数詞を減らす」「オノマトペをやめませんか」
え?となりますが、そこをぐっとこらえて読み進めてください。
書くこととは何かを根本から揺さぶられます。
「図解で分かるデジタルマーケティング いちばん最初に読む本」野上眞一
マーケティングの勉強進めようとしても、よくわからん!そんなときにこの「いちばん最初に読む本」というところに惹かれて手にしました。
わかりやす~~~~~~~!
ほんと、これ、最初に読むべき!基本を理解してからだと、他の本も読みやすくなりますよ。
「カメラはじめます!」こいしゆうか/鈴木知子
取材や商品紹介などで、ライターが写真も撮る案件もありますよね。今時スマホやコンデジでも十分ステキな写真は撮れますが、あるとき全然別のコミュニティで、別々の先輩ライターさんから、立て続けに全く同じアドバイスをいただきました。
「取材に行くなら、絶対に一眼レフを持って行った方がいい!取材を受ける側の立場に立って、スマホで撮影してくれる人と、一眼で撮影してくれる人と、どっちがいい記事にしてくれそうな気がするか、考えてごらん。道具がライターの印象を左右するんですよ」
それまでは、カメラなんて撮れればいいじゃんと思っていたので、取材にボロッちいコンデジを持って行ってました。あああ、お店の人は「しょっぼい記事にされそう」って気持ちだったはず。大反省して、中古の一眼レフを買いました。
が、使い方がわからん……。しばらくはオートでしか撮れませんでした。これじゃ何のための一眼なんだか。
そんな一眼レフ迷子を救ってくれたのが、この本です。
一眼レフ初心者にも、とってもとってもわかりやすい一眼レフの教科書。これでやっと、F値とかホワイトバランスとかが、ちょっとだけ理解できました。いや、まだ勉強中ですが、とにかく、これはおすすめです!
以上、今回は8冊を紹介しました。
本屋さんで目についたものや図書館でなんとなく手に取ったものも読みますが、私が主に情報源にしているのはTwitterや、セミナーです。尊敬するライターさんのおすすめの本を、できる限り読んでいっています。
とはいえ、まだまだ読めてません。
勉強あるのみ!
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