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新たなお笑い賞レース『ザ・セカンド』を観て、商標を調べた話

M1グランプリとは逆のコンセプトの『ザ・セカンド』

 先日、新しいお笑い賞レースがテレビで放映されました。
 『ザ・セカンド(The  Second)』です。
 結成16年以上の漫才師が、トーナメント戦を繰り広げる大会です。
 審査は、お笑い好きの一般人100人によって、行われました。

 漫才大会といえば『M1グランプリ』ですが、そちらは結成15年までの漫才師しか出場できません。
 若手発掘の『M1』とベテランにチャンスを与える『ザ・セカンド』。逆のコンセプトですね。

全組外れなしの安定した笑い

 テレビ放送されたのは、準々決勝、準決勝、及び決勝です。
 8組→4組→2組と、絞られていきます。
 ネタ時間は6分と、長めです。

漫才のイメージ

 全組観て「誰が優勝してもおかしくないくらい、レベルが高い」と思いました。誰のどのネタも、6分もあるとは思えないくらい、絶え間なく笑いが起こりました。

 特に決勝での、マシンガンズとギャロップの対決は印象的です。
 マシンガンズは、「決勝まで残れると思わなかったから、もうネタがない」ことをネタにしていました。
 一方のギャロップは、「苦労して成功を掴んだフレンチのシェフが、心ないセリフを言われて愕然とする」ストーリーで笑いを取っていました。
 全く違うスタイルながら、どちらも面白かったです。

賞レース名の登録商標を調べてみた

 賞レース名の登録商標は、どんなものがあるのでしょうか。
 2023年5月現在登録されているのは、「M-1グランプリ」(商標登録第5757035号)と、「女芸人No.1決定戦 THE W」(商標登録第6047935号)です。

 「M-1グランプリ」は、第2期が始まった2015年の1年前に出願されました。第1期(2001年~2010年)の間には出願されていません。

 「女芸人No.1決定戦 THE W」は、第1回大会のあった2017年(大会の約1ヶ月前)に出願され、翌年登録されました。
 「R-1グランプリ」「キングオブコント」そして「ザ・セカンド」は、これから出願されると予想します。

まとめ

 個人的には、『M1』よりも安定した笑いがあって、好みでした。
 来年はどんな戦いが見られるのか、今から楽しみです。

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