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唯一の趣味であるもの。


サッカー観戦。それは唯一の趣味かもしれない。

大切な人と過ごす時間とサッカー観戦は無心で仕事を忘れられる瞬間だ。
漫画、音楽、建築、TV、映画も全て。成長や吸収を考えてしまう。創作者や経営者としてのインプットを優先させ、フラットに気を休める瞬間がなかなかない。
幼少期好きだったものは、スポーツとサッカー観戦と漫画鑑賞。
スポーツ(現在はランニング)は、完全に思考の時間となっている。聴きたかったアルバムを堪能する日もあるが、基本的にはアイデアや出し。完全に村上春樹のスタンドを宿したい。漫画鑑賞は純粋にしなくなった。
結果として、純粋に趣味と呼べるのはサッカー観戦だけだ。
ただ、そんなサッカー観戦すらも捨てようとしたことがあった。大幅に制作に割ける時間を得れるという意図を持ってだ。
だが、それが『ただの趣味なのか?』を自身に問うた。

ただの趣味か?

それは、両親と3人で盛り上がり、我が家に仲間が集まり、一喜一憂できる時間だった。ただの趣味では収まらないほどの人間関係や価値を形成してきた。加えて、自身で作った四字熟語が脳裏によぎった。

未来の為に犠牲にした今日も、未来と同じ大切な一日。
サッカー観戦を捨てることは、家族や友人との大切な時間を捨てるのも同然。夢を決めてから、多くのものを断捨離してきた。可処分時間パズルを考え、多くの欲求を押えた。
ただ、今回だけはダメだ。一人の観戦時間は減らすが、大切な人たちと笑い合える時間を削ぎ落とすのは違う。
もう1回、考え直そう。


あの日を振りかえって

昨年11月。借りて3ヶ月のアパートでW杯を見た。成人式を休んで疎遠になった友人が足を運んでくれた。鍋を囲って両手を点に突き上げ、喜び合う。スペイン撃破の瞬間を動画に残し、一生の思い出を記録した。家族と代表の勇姿を、ユニフォームを着て応援。忘れられない2022年の冬の記憶。最高に楽しかった。
3年後、北中米W杯。必ず見に行こう。仲間と共に現地で楽しみたい。
それをモチベーションに熱を入れる。
大好きなサッカー観戦を私のガソリンにするのだ。
趣味を削って仕事を頑張ることは辞めだ。
この唯一の趣味のために、更に仕事を成功させる。これが近日の大きな変化。

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