見出し画像

音楽という部屋。

優しい世界観、背中を押してくれる世界観、切なく今の心情に寄り添ってくれる世界観、激しく強い自分になれた気にしてくれる世界観。

楽器や声が作り出すメロディーやリズム、そして思想や心情を、直接にも比喩的にも落とし込める歌詞。

それらが作り出す音楽という名の芸術は、いわば世界観。身近にあるもので例えるならば、曲は部屋だと考えている。

我ながら独特な捉え方、同じような人がいればコメントしてもらいたい。

NHKのグレーテルのかまどでBEGINの方が「音楽は10代に巻き戻して戻れる良さがある」と言っていたよう、時を戻したり重力が存在しなかったり、現実にはないような生物やオブジェがあってもいい。逆に普遍的な部屋でもいい。

簡単にいうと『音楽という形のない情報を、形あるものとして捉える』ことが面白い。


全て作品にアーティストが込める世界観が詰め込まれている。

音楽のメロディが心を安らげたり、歌詞があなたに寄り添ってくれたり、MVでアーティストが伝えたいことが表現されていたり、はたまたインタビューを見た時に点が線になるかもしれない。

音楽というものは、他の芸術と違い単体での視覚情報がない。

そこで、彼らアーティストの伝えたいことを総合的に受け取るためには、彼らの作る世界を想像するのが1つの正解だ。

その音楽という部屋の中で、アーティストからのプレゼントを受け取ることができるかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?