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国会見学

5月2日。
東京都千代田区永田町。
私は初めて国会議事堂の中に入った。
内部は建築当初の姿を今に残し、彫刻から大理石にいたるまで、その一つ一つが歴史を語っていた。

現在、新型コロナ対策として、国会見学をするには国会議員の紹介が必要となる。今回私は、昨年の衆院選で初当選した小野泰輔衆議院議員(日本維新の会)の紹介で見学させていただいた。

まず訪れたのは衆議院第一議員会館だ。「第一」としたことからわかるように、ここには衆議院第二議員会館と参議院議員会館もある。この会館の中には全議員の国会事務所が入っており、地下道で国会議事堂とつながっている。各事務所のプレートを見ると、立憲の菅直人衆院議員や自民の野田聖子衆院議員など大物議員の名も。そのためセキュリティーも厳しく、入館には金属探知機や手荷物検査が必要となる。まるで空港のようだ。

次に国会議事堂に行った。その内部はまるで宮殿のようである。昭和11年に建設された際、「白亜の殿堂」と称されたという理由がよくわかる。

昼の国会議事堂


夜の国会議事堂


議事堂の中には各党派の「控室」がある。ここは会議の待機場所や、会合等に使用される。これは所属議員数によって各政党に割り当てられる。そのため自民党が最も部屋数が多く、面積も広い。先の衆院選で議席を増やした日本維新の会がニュースになったのは記憶に新しいことだろう。

衆議院議場
この記事の最初の写真。よくNHKの国会中継やニュースで目にする場所だ。実際に中に入ると、思っていたほど大きくない。しかし、やはり天井や柱、壁などは細部に至るまで彫刻が施されている。そして議席は前方が当選回数の少ない「若手」、後方に「ベテラン」が座る。

この他にも書きたいことはあるが、あまりに文字数が多くなったのでこれまでとする。上京した際は、ぜひ国会へ。

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