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やまイケ|「やらなかったら失敗」"好き" を仕事に走り続けるバーテンダー - 竹田眞幸 -

今回は、やまイケプロジェクト第3弾として、竹田さんという高畠町のバーテンダーをしている方にお話を伺ってきました。

好きなことに一心に取り組んで、山形県を盛り上げてくれている方です。
この記事を読んで、山形にこんな素敵な方がいるんだと認識いただければ幸いです。

[やまイケプロジェクトとは?]
やまがたイケてる人発見プロジェクト。山形で活動している人を探して、学生にもっと知らせたい!という思いから始まりました。この記事が、「活動をしてみたい!」「人と繋がりたい!」といった、モチベーション・発見の手助けになればと思います。

🌟経歴

【BAR MAR 竹田眞幸(たけた まさゆき)】
山形県高畠町の駆け出しバーテンダー。
現在は山形県にある高畠町(田舎)を拠点として、
地域活動やイベントを開催している。
その傍らで、YouTubeでウイスキーやカクテルに関する動画を投稿したり、個人デザイナーとして活躍したりと、その活動は多岐にわたる。

🌟竹田眞幸さんにインタビュー!

(インタビュー中の様子)

取材:いのみ
撮影:あおいくん

👦竹田さん:
一応、山形県で駆け出しバーテンダーをはじめてから4年か5年ぐらいになります。
出張のバーテンダーとか、個人デザイナーとか、色々活動をしていて、ウイスキーが好きなBARMAR 竹田眞幸です。よろしくお願いします。

👧いのみ:
竹田さんが地域活動をしていらっしゃることは、もともと存じ上げていました。
今回取材したのはそれに加えて、インスタのlive配信を観たからです。自分の心が落ち込んでいるときに観てめちゃくちゃ元気貰えて、是非お話したいなと思いました。

👦竹田さん:
確かに、インスタliveが終わってから今回の取材の依頼が来たんだもんね。

👧いのみ
とてもエネルギッシュでした。

👦竹田さん:
何を話したんだろう、アイルランドに行った話とか色々してたな。


👧いのみ:
取材っていうのも2回目なんですよ。すごく緊張してます(笑)
ところで竹田さんは、24歳のときに駆け出しバーテンダーを始めたんですか?

👦竹田さん:
24かな?覚えてないな。ウイスキーはずっと好きで、大学2、3年生からずっと飲んでいて。

👧いのみ:
ここ、全部ウイスキーですか?

👦竹田さん:
ほとんどね。いくつかウイスキーじゃないのがあるだけで、あとは全部ウイスキー。

👧いのみ:
ここまでよく集めましたね…

👦竹田さん:
ばか笑(←200本ものお酒を集めてます)

いのみ & あおいくん:
ばか(笑)

👦竹田さん:
くそ変態です。(笑)

👧いのみ:
ここまでウイスキーにハマったのには、何かきっかけがあるのですか?


…このように和やかな雰囲気で取材を始めていきました。

🌟好きになったキッカケ

(竹田さんのお部屋の中)

■蒸留所で初めてウイスキーを飲んだ時の驚き
「ずっと口に残るウイスキー」
仙台の蒸留所で初めて飲んだとき、2時間たってもずっと口の中の香りが良い。ものすごい感動があって。ウイスキー美味しいわ…みたいな。その蒸留所でスゲー良いの呑んで、ウイスキーめっちゃ好きだって気が付いた。すごく好奇心が強くなって、もっと色々呑んでみたいと思ったな。

■驚きからかき立つ学びたい気持ち
「もっと勉強したい」
山形市にあるウイスキー専門BARに行った時に、「勉強のために、これあげる」と、サービスで貰ったウイスキーがあって。普通、ウイスキーって甘かったり、花の香りがしたりするけど、それはめちゃくちゃスモーキーで臭いの。同じウイスキーなのに香りが全然違うじゃんって知った。そこから、もっと勉強しなきゃ、色んな物を知らなきゃって気づいたね。呑んでみて、好きになるきっかけがあって、バーにも行って、もっと自分のウイスキーの世界を広めたいって思うようになって...今では色々な物を買ったり、色々な物を呑んだりするようになったな。


🌟竹田さんの大切にしていること。

■体験することが一番大切
「身体の五感を使って体感したい」
知識とかも勿論必要だと思うんだけど、やっぱ体験が一番大事だと思うんだよね。自分の目と身体を使って、雰囲気を体感したいんだ。例えば、アイルランドのウイスキーが好きなら、行ってみるといいと思う。ネットの情報って誰かの情報をただ見るだけ、読むだけってなるけど、そこに自分の感想とか経験の話を加えるだけで魅力は上がると思ったかな。感想も経験も自分だけの表現だから、それを伝えるためにも俺は実体験を大事にしたいなと思う。


🌟地域活動への取り組み

(外でのイベント開催時)

■地元を盛り上げたいという思い
「地域を盛り上げるためには自分が前に出る」
高畠町に小、中、高校、大学といたから、離れたくないっていう気持ちなのかも。
やらこそ、ここっぱり、バーの活動をして、人もそれ以外でも色々な魅力を沢山知ったかでやりたいって思うんだよね。
そんな高畠町を盛り上げるためには、「高畠町はいい町だよ」ではなくて、まず俺を知ってもらおうと思った。
竹田さんに会いたいな」と思う人から高畠町に来てもらったらいいなと思った。そのためにも、俺が色んな所に出て色んな人に知ってもらう事が大切だと思う。


🌟これからやりたいこと

■バーテンダーになったきっかけ
「ウィスキーを伝える手段が欲しい」
最初からバーテンダーになろうとは思っていなかったね。ウィスキーと出会って、ウイスキーを伝える手段が欲しいと思うようになった。それまでは自分が飲んでいるだけだったけれど、ウイスキーをほかの人にも伝えたいと思った時の手段がバーテンダーだったって感じ。
バーテンダーって一般的には、いろんなお酒の知識を持って多種のカクテルを作らなければならないけれど、自分はあえて好きなウイスキーに特化させているんだよね。
最低限の技術は日々勉強するけど、メインはウィスキー。
このBARMARっていう活動をする前は、会社に所属しながらバーのバイトを2個掛け持ちしてたの。
その時の会社に副業が許可されてるか聞いてみたらOKだったんだけど、当時はこっそりしてた(笑)
仕事が終わったらバイト。山形市と南陽でやってたね。
そうこうしているうちに、自分でお店をもってやろうっていう気持ちになったんだよね。

■お店をなぜ持ちたいと思うのか
「自分で理想の場所を作りたい、ウィスキーの居場所を作ってあげたい」
自分の理想を出す空間が欲しかった。
イベントでの出店はおしゃれに工夫するけれども、100点にはならない。自分でかっこいい店を作るしかないと思ったね。満足いくかっこいいところでウイスキーを出したいのはもちろん、彼ら(ウイスキー)の居場所をしっかり作りたい、そういうかっこいい場所に並べたいって考えてた。親かよって思う(笑)


🌟交流の大切さ

■人脈とウイスキーで生きている
「自分一人でできることは限られている。交流で自分の想像外のものにつながる。」
交流は色々な繋がりが生まれるから大事にしてるって感じかな。
自分だけでやれることは少ないと思ってるんだよね。
一つ繋がると色んな人と出会ったりする。例えば、名古屋に行ったときにアイルランドの人と繋がったことがあるんだけど、それなんてすごいルートじゃん。
(交流は)自分が予想していないものにも繋がるから、こんな機会があるのかと驚かされることも。例えば、大きなイベントに呼んでもらえたこともあった。一人でめちゃくちゃ頑張っても行けない場所でも、誰かが声をかけてくれることで行ける機会を得られる。だから繋がりを大事にして行動したほうが面白さが倍増すると思っているかな。それに加えて、思いがけない繋がりに感動するのよ。


🌟こだわり

■何でそんなにイケメンなんですか?
「生まれつきです」→自分のかっこいいのこだわり

とりあえずかっこつけたい笑

これにはしっかり意味があるんだけど、
お酒を作って出してもらうとき、髪がぼさぼさだとか身だしなみが整ってない人から提供されたら、お酒のおいしさは損なわれると思うんだよね。どれだけ技術のある人が作ってもそうだと思う。

はっきり言って身だしなみはお客さんに対してのサービス。例えば、1杯600円のハイボールで考えてみる。お客さんが600円払って、ハイボールはうまかったと思えば、それは600円分の満足度ってことになるよね。
これではダメで、目に見えない価値を付けないといけないと思う。だから、自分の経験談とかお酒の見た目、音楽や雰囲気づくりにこだわっている。お客さんに楽しんでもらって、「600円払ったけど、2000円くらいの価値があったわ」って思ってもらいたい。見えない価値をプレゼントしたいんよ。

■何かにチャレンジするのは怖くないのですか?
「座右の銘『やったら成功、やらなかったら失敗』」
怖いよ。俺結構小心者だからよ(笑)
だけど俺、座右の銘みたいなやつが一個あって、これで成功と失敗を決めているところがあると思う。
普通、成功と失敗って行動を起こした先にあるものの後にあるものじゃん?だからやったら成功、やらなかったら失敗って思おう、と。やるしかない、どうしようじゃなくて、やらなきゃ失敗だからやる!と思うようにしている。

■そんなに動いていたらキャパオーバーしますか?
「します!楽しいことをすることが大事」
頑張ります!(笑)
そういう時に大事なのは、好きなことしているかどうか!もし、これは違うと思ったらやめる。楽しい気持ちと「疲れたな」って気持ちはあるけど大丈夫になるよ。

■本業と副業について
「副業はめっちゃ楽しいことをしよう!」
本業して副業する、みたいに仕事が2個あるのって大変じゃん?
もちろんこれからの社会、なかなかお給料も上がらないから副業って当たり前になると思うんだけど、
みんな本業ではやりたくないこともやってると思う。メインでやってることって、悩んだりきついことがいっぱいあると思うんだよね。
だからこそ、副業をするなら、やりたいこと、自分のめっちゃ好きなことを選んだ方がいい。
バーは趣味やってるのにお金貰ってるから大変ってことはないかな、逆にやらないときつい!趣味ってお金かかるけど、趣味を仕事にしていればお金が貰えるから、さらに趣味を続けられる。幸せだよ。

(200本くらいのお酒)

🌟インタビュアーいのみの感想

今回のインタビューは最初こそ緊張しましたが、竹田さんのユニークなボケだったりツッコミだったりに助けられ、リラックスして臨むことが出来ました!

面白いものを常に探し、様々な分野で活躍する竹田さんには、何事にもチャレンジしようという信念を感じました。インタビューを通して、‘‘自分の人生は求めないと良いものは発見できない。‘‘というメッセージが感じられ、竹田さんの生き方に憧れを抱いています。

バーテンダー竹田さん、今回の取材を受けてくださり、ありがとうございました。


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