六甲山に登った話 5回目

こんにちは山烏です。

11月17日(日曜日)今日は、いつもの保久良神社からではなく、灘区かカスケードバレイという渓流沿いのルートを紹介したいと思います。ここは別名徳川道とも呼ばれ、六甲縦走路を経由して森林植物園へと通じています。ここのところ秋も深まってきて朝晩の寒暖差が大きくなっているので、紅葉が綺麗だと思います。ではカスケードバレイから森林植物園に向けて出発しましょう。

阪急六甲駅で下車し、兵庫県護国神社をめざして歩きます。護国神社は戦没者慰霊のご英霊をお祀りしている神社です。

ご英霊は、そこに住む人たちの守り神として崇められていますので、ここで登山の安全祈願をして登ります。

ここから舗装された急坂を登ります。しばらくいくと長峰中学を経由してカナディアンヒルという介護施設が立っています。以前母親がショートステイで一時入っていたことがあります。母親が亡くなってもう5年程が立ちますが、施設を見ると母親のことを懐かしく思い出します。

ここから少し山間に入ったところに登山道の入り口があります。ここからカスケードバレイに入ります。カスケードバレイは摩耶山と長峰山の間を流れる杣谷川を遡る渓流沿いの道で、江戸時代末期に整備されたそうです。それで徳川道と別名が付いているようですね。この道は小さなダムが多くその間をつづらおりの様に小滝を見ながら、登っていきます。

傾斜はかなり急で、片側が崖になっているようところも多く、滑落に注意しながら、慎重に歩を進めます。登山道自体が崖に近いようなところもあり、結構緊張を強いられます。

このように崖のように見える岩場も登山道です。しかも岩場が濡れているので、滑らないように慎重に遡行します。こういった難所を通過すると階段があらわれますが、階段をみるとほっとします。階段を20分程いくと六甲縦走路に出てきました。ここでしばらく休憩します。

ここから森林植物園まで徳川道は続いています。森林植物園までは、比較的平坦な道が続きますので、トレイルランニングで進みます。約40分程で森林植物園東門に到着しました。入場料300円で園内に入ります。東門付近は紅葉が素晴らしい。見事です。

赤とオレンジのコントラストが最高ですね。ランニングの疲れも吹っ飛びます。1時間程紅葉を鑑賞しながら、園内を散策しました。ここは、4月は桜、6月から7月は紫陽花が綺麗です。そのあと正面玄関から再度公園に向かって、トレイルランイングです。40分程で再度公園に着きました。再度公園の紅葉です。

再度公園の中心部に修法ヶ原池という池がありますが、この付近もわずかですが紅葉しています。

このようにまだわずかです。見頃は1、2週間後かなと思います。

その後大龍寺、布引貯水池、布引の滝を経由して新神戸駅に到着。約5時間50分のトレッキングでした。カスケードバレイは、少し登山に慣れてからいくのが、いいでしょう。いきなり行くと、少し怖いかなと思います。でも森林植物園の紅葉は素晴らしかったです。森林植物園へは、新神戸から布引の滝、再度公園を経由していけば、あまり難所もなく、比較的容易に行けますので、参考になさってください。では又次回お会いしましょう。

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