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公認会計士の試験合格者が、MaaSスタートアップ「Carstay(カーステイ)」で半年間インターンしてみた件

こんにちは、山田隆誠(ヤマダリュウセイ)(@ryusei_yamad)です。私は2018年の論文式試験に合格し、今年の4月から監査法人に勤務しています。

2020年10月~2021年3月の間、内定先の非常勤をやりながら、兼業申請をしたうえで、Carstay株式会社(以下、Carstay)という、創業3年目のスタートアップで長期インターンシップをしていました。

Carstayは、"Stay Anywhere, Anytime"というミッションを掲げ、VANLIFE(バンライフ)という「車を、働く・遊ぶ・暮らしの拠点とするライフスタイル」のプラットフォームをつくっている会社です。

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私は将来スタートアップ支援に携わりたいという想いから、実際にスタートアップの実務を体験してみたいと考え、Carstayの宮下CEO(@KCarstay)がDeloitte出身の公認会計士という共通点があったことから、人づてで紹介いただき、Carstayでのインターンを経験しました。

そこで、このnoteでは、主に監査法人に勤務している会計士の方や、会計士合格者の方、そしてスタートアップへの参画に興味があるすべての方向けに、実際にインターンしてみた感想、具体的に遂行していた業務などをご紹介したいと思います。最後までお付き合いいただけますと幸いです。

インターンしてみた感想

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Carstayで働いてみて最もよかったことは、社員の方と距離感近く働けたことです。特に、宮下CEOと肩を並べて、目線を合わせたり、同じ空間で同じ空気を吸ったり、時には雑談しながら仕事ができたのは私にとっては貴重な経験だったと考えています。

それまで何社かインターンの経験がありましたが、スタートアップという少人数の組織へ関わることで、こんなにも社員の方に対して物理的にも心理的にも距離感の近さを感じられた職場はなかったと思います。(週末にみんなでスカッシュするほどでした↓)

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また、Carstayではひいき目無しに自分がやったことがちゃんと評価されるような仕組みが作られていると感じました。それに応じて相手を気遣ったり、感謝したりする、温かい文化が醸成されているのが素敵だと、いちインターン生ながら感じました。こうして、私は働いた分だけ、しっかりと感謝を受ける形で、自分の業務が会社に貢献できていることが実感でき、日々充実感を得ることができました。

そして、上述したように社員との距離感が近いため、物事を動かしていくスピードや意思決定の早さを間近で見られたのもよい経験だったと思います。いわゆる”プロトタイピング思考”を間近に見れたかと思います。ある仮設をもとに、上流で意思決定されたことをすぐに具体化させて検証し、実際のフィードバックを受けては改善し、といったことを肌で感じられたのは、いまの仕事でも活きている経験だと感じています。

最後に、自分がインターンを通じて変わったこととしては、基本的なビジネススキルを身につけられたと思うのはもちろんですが、周りを見て今何が必要か、誰を気遣ってフォローすべきかを素早く動けるようになった、すなわちフォロワーシップが培われたことが、特に成長できた点だと考えております。

具体的な業務について

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私が具体的に携わっていたのはマーケティング業務です。

Carstayは、営業・カスタマーサクセスを担う「Sales」、広報プロモーションを担当する「PR」、商品開発を行う「Dev」の3チームで構成され、すべてのチームのマーケティングアシスタントとして私が参加していました。

まず、「Sales」チームにおいては、主にキャンピングカーや車中泊スポットの利用者の分析をしていました。例えば、性別、年齢、都道府県別にExcel・Google Spreadsheetを用いて分析し、ターゲットやペルソナ決定に参考となるような情報を整理していました。

そして、「Dev」チームでは、私自身がユーザー体験をし(初めてキャンピングカーの運転をしました!)、プロダクトのフィードバックを行いました。その他には、メディアの編集や特集記事の企画を担当しました。

さらに、「PR」においては、SNS運用を実施しました。季節に応じたキャンペーン施策を企画して、それを実際に投稿したり、数値検証を実施したうで、効果的なPR方法を常に模索していました。その結果、SNSのフォロワーも倍増することに成功しました。

スタートアップへの参画にご興味がある方へ!

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最後に、このnoteを読んでいただいている中には、会計士や合格者の方もいらっしゃると思います。

会計士は国家資格を保有している分、経済的にも心理的にも、ある程度のセーフティーネットが形成されています。そのため、外の世界に飛び込むリスクを軽減し、むしろその背中を押してくれるような資格ではないかと、Carstayで働いてみて実感しました。

また、宮下CEOは、会計士のキャリアとしては異色かもしれませんが、多様化する会計士のキャリアのうち起業家という選択肢も存在するのだと、カルチャーショックを受けました。また、CFOも会計士の方がいらっしゃるなど、会計士のキャリアパスで非常に参考になる先輩方が存在しました。

会計のバックグラウンドを活かして財務以外の業務にも挑戦したい方、小規模なチームでスピーディーに物事を動かしたり、なんでも泥臭くやる気概がある方は、スタートアップへの参画を強くお勧めします。

現在、Carstayでも、正社員・インターンシップメンバーなど、幅広く募集しているそうですので、少しでもご興味ある方がいらっしゃいましたら、宮下CEOか、私山田のTwitterまでDMいただけたら幸いです!

ここまでお読みいただきましてありがとうございました^^

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