見出し画像

なんで「ビジネスモデル」なんだ?

■新規事業をゼロから開発するには・・・?


「既存の事業が伸び悩んでいるから新規事業をやらねば!」
「市場が縮小気味なので新しい事業にシフトしないと…」
ビジネスの現場ではたびたび聞かれる声です…
で、何から始めましょうか?
「ChatGPTが来てるぞ!」「メタバース市場に打って出よう」「やっぱりNFTだろ」
そう、新聞やWebサイトには「ビックワード」があふれています。でもビックワードから事業を組み立てていくと…うまくいきそうでしょうか?

■事業≒ビジネスには「形」がある


事業は究極にシンプル化すると共通する「形」があります。
ここではそれを「ビジネスモデル」と呼ぶことにします。
(ビジネスモデルっていろいろななところで使われているのでいろんな解釈があります。)
じゃあ、どんな形かというと…
「誰に・何を・どのように…の3つの要素でできている」
という形です。

ビジネスモデルの3要素

さっきの「やっぱりChatGPTだろ」「いや、NFTだ」という話は全て
「どうやって」の部分にあたります。それだけでは事業は作れません。当たり前ですけど。
この3つがそろっていないとビジネスになりませんし、ここではこれをビジネスモデルと呼びたいと思います。
天下の野村総合研究所も、こんな風に解説しています。

野村総合研究所HPより

■単純・シンプルなビジネスモデルを考える

これから、この「誰に」「何を」「どのように」を使って新規事業を検討するプロセスを整理していきたいと思います。
初めに大事なことを明示しておきます。
・なるべくシンプルに考える/表現する
ことです。ビジネスを考えるときどうしても「あれも、これも、それも、どれも」といろいろな要素を盛り込みがちです。その方がうまくいくような気がしますよね。あんなことと、こんなことを一緒にやったら一つやるよりもっと儲かりそうだ…はっきり言います、

です。とにかくシンプルに考えられている事業の方が成功確率が高いです。
経験則ですが。
(今度、きちんと調査したいと思います。)

次回以降、皆さんと、この「誰に」「何を」「どのように」という3要素を使った事業開発のステップを確認していこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?