ねじりパンのような夫婦
こんにちは、山田梅子と申します。
今、私はブログリレーに参加しています。リレーを主催して下さったのはこちらの春待ちまりさん。
参加しているのは婚活コンサルタントの岩熊権造さんの企画に参加した仲間たちです。
今回は見事、社畜夫をホワイト企業に転職させて、今は幸せに暮らしていらっしゃる福々ちえさんからバトンを引き継ぎました。ちえさんはプロのイラストレーターで、今は転職までの顛末をとてもかわいいイラストで綴っておられます。社畜夫を持つ妻のみなさん、ぜひご覧になってみてください。
さて、私は5年前に結婚しました。私も夫も職業は資格職で世間からはお堅いイメージを持たれています。
しかし、性格は正反対。
夫は子どもの頃から石橋を叩いて割るタイプ。小学校1年生の社会科のテストで解答が「あぜみち」という問題があったのですが、どうしても「あぜみち」というワードが頭に浮かばなかった夫はテスト時間中、ずっと思い出そうとして他の問題を一切解かなかった、という逸話をもっています。(全部の解答を正しく書かなくてはならない、と思ったんですって。)
対する私は、「とりあえずやってみる」がモットーです。大して好きでもない相手と結婚しようとして、婚約破棄された過去があるほど。(おかげで夫と結婚できたんだから、まぁいいか)
そんな二人が結婚して、家庭はどんな様子か、というと案外面白くて楽しい。
と言っても最初は喧嘩をすることもありましたし、今も喧嘩することはあります。
ただ、お互いに結婚してから非常に生きやすくなっているし、これからも一緒にいた方が明らかに道は拓けるだろう、という認識で一致しているのです。
だから、喧嘩する時は「これから私たちがどう生きていくのか」ということをすり合わせている時間なんだと認識しています。議論を戦わせる、という表現の方が適切かもしれません。
もちろん、論破されてイヤな思いをすることもありますが、その後、一人でお風呂に入り「なぜ夫は論破するほど意見を曲げたくないのか」ということを考えます。
そういう時は大抵、夫の育ち方やそれによって形成された人格を考えるのですが、そんなことを考えていると「あ~、それじゃ無理もないよな」と思えてくるんですね。
話は戻って、なぜ「お互いに結婚してから非常に生きやすくなっているし、これからも一緒にいた方が明らかに道は拓けるだろう」と思っているか。
というと、夫婦で違う価値観を持っているから、です。
例えば夫の職場で人間関係の問題が起きた時、夫の価値観では理解しきれないことも、私には理解できることがあります。
また、私には到底理解できない子どもの行動を、夫は理解していることがあります。
一人では理解できなくても、お互いに解説し合うと「なるほど」と思えてイライラもしなくなるし、次の道が見つかるんですね。
そして、かつては夫の解説が必要だった事柄も、今では自分で理解できるようになりました。(きっと夫も同様でしょう)
これからもきっと喧嘩はするのでしょうが、その都度、互いに面白い発見があるのではないかな、と思っています。
さて、このリレーのバトンは次に石田およめさんにお渡ししたいと思います。なんと3世帯同居のおよめさん。義実家との関係・夫婦関係にいつも深い考察をまとめられて、私もとても参考にさせていただいております。
およめさん、バトンをお渡ししますね。
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