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超育成型クラブチーム

海外サッカークラブには、2つの目的が存在するようです。

1つは勝ちが目的であり、ヨーロッパチャンピオンズリーグや、ヨーロッパリーグに出場が求められるチーム。資金力に優れ、高価な選手を多く保有して、ローテーション(試合数過多のため、メンバーの入れ替え制)も行えます。

例えば具体的には、スペインのレアル・マドリードやFCバロセロナ。ドイツならバイエルンミュンヘンや、ドルトムント。イングランドなら、リバプール、マンチェスターシティ、トッテナムなどが挙げられます。

一方、チームの勝ちも大切な要素ながら、どちらかと言うと、若手選手を育成して、前述の様なクラブに高価な移籍金を設定して売り込むような哲学を持ったチームもあります。

具体的には、特にヨーロッパ4大リーグ(プレミアリーグ、リーガエスパニョーラ、セリエA、ブンデスリーガ)の周辺の国に多い傾向があり、アヤックスやザルツブルグ、ポルト、シントトロイデンなどです。

しかし、これがJリーグになると、全てのチームがチームとしての勝ちにこだわっているように思われます。もちろんサッカーに於いて勝ちは大切な目的ですが、みんなが勝てる訳ではないのも事実です。

J1では、すべてが勝ちを求め、ACLを目指し、その下には、J1参入を目指すJ2があり、J3は、やはりJ1までのロードマップを示しています。つまりみんなが日本のトップを目指さないと応援すらされないと考えているようです。

本当にそうでしょうか。チームが強くなることに満足感を持つ人もいれば、選手を応援する人もいるでしょう。徹底的に個を育成して、1つでも上のリーグに所属させる。その選手をみんなで応援する。理想は地元出身者であるとより親近感が湧くので応援にも熱が入るでしょう。

しかし、選手全員がサッカーを一生続けられる訳ではありません。いずれサッカーから離れて、一般的な社会で職を得たり、自分でビジネスをやる可能性もあります。その際に自立できるように育てていく。世の中で生きていくための勉強をしながら、自分の武器を多数用意させることも育成の大事な部分です。

英語、株、投資、プログラミングを学び、インターンシップを行いながら、日々を生活することで、いずれやってくる現役引退後の生活も自分で見つけていく。

将来SV名古屋トップチームができたら、そんなチームを目指したいです。

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