育児日記023

うんこについて。

    
 うんこって昔は食べ物から栄養を取ったカスだと思われていたけど、福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」によれば

食べ物は食べたら自分の細胞と入れ替わっているそうじゃないですか。※

(※重窒素で標識されたアミノ酸をネズミに与えたところ、56.5%が身体を構成するタンパク質の中に取り込まれていたそうですということは、食べ物は5割以上も身体と入れ替わるということ!!)


 じゃ、うんこって何?って思ってウィキペディアを調べたら、死んだ腸内細菌とはがれた腸壁などって書いててマジでびっくりしたんです。


生物学的側面から見たうんこというものは、人間の場合、

「便を構成する成分のうち、食べ物の残滓はおよそ5%に過ぎない。大半は水分(60%)が占め、次に多いのが腸壁細胞の死骸(15%~20%)である。また、細菌類の死骸(10%~15%)も食べ物の残滓より多く含まれる。」そうです。(ウィキペディアより) 

食べ物はうんこになっているのではなく、自分の身体を作っていたのか……と、震えましたね。

食べ物と身体が入れ替わってるなんて、思わなかったのです。ということは、目の前にあるこのご飯や、リンゴや、ウィンナーなんかが、私の体内で私の細胞に変わるということなのか……! 

つまり、私になるということかっ!?(*´Д`)!! 食べ物は体を作るって昔から聞いていたけど、本当だったんですね。


 そういう視点でわが子を見てみると、10歳の息子や14歳の息子の、身体を作ったのはほぼほぼ、私の作った料理だったという不思議さに驚いてしまいます。いやあ、毎日ご飯作って食べさせてきて良かった……。


 最近、料理が苦手でほとんどの料理を冷凍食品に頼ってしまうお母さんの話をよく聞くのですが、多分それ、すごいものを作ろうとするから苦手になっちゃうんだと思うんですよ。料理は素材が大事なので、塩ふって焼いたら何でもうまいんじゃないかしら?


 魚→塩振って焼く。肉→焼いてタレ付けて食べる。野菜→切ってマヨネーズ付けて食べる。みたいに単純化させれば、料理って呆れるほど簡単になりはしないか? と。よく私は10分で作れるごちそうというものを考えたりするんですね。無洗米なら水いれて炊飯器のスイッチを押すだけ☆(^o^)


 10分だったら、負担にならない。

しゃぶしゃぶ用の肉をしゃぶしゃぶして、モヤシも茹でればごちそうになるし。しめ鯖なんてガスバーナーで炙るだけいや、炙らなくても切って出すだけ。料理は素材が大事です。


 だって、この食べ物が私たちの、身体になるんですから。

「うんこって、腸壁と腸内細菌の死骸だったのか~!」

イラスト 山田スイッチの育児日記より @陸奥新報紙

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