特徴と違いを知ることがケアマネ選びのコツ
こんにちは、山田方式ケアプラン構造こと、山田準一です。
ご利用者・ご家族は、ケアマネジャーと上手く付き合い要介護状態が改善・維持するよう公的介護保険サービスを利用することが大事です。しかし、ご利用者・ご家族が担当ケアマネジャーと合わないから担当ケアマネジャーを変えることはよくあります。
ケアマネジャーを選ぶ時に重視するポイントはご利用者・ご家族によって様々ですが、「比較するものがない」「何を基準に選んだらよいか解らない」現状があります。
初めて公的介護保険制度を使う方も、担当ケアマネジャーの変更・交代を考えている方も、ケアマネジャーを選ぶコツをおさえて、ケアマネジャー選びの参考にしてみて下さい。
ケアマネジャーはいろいろ
世代や年代も違います。地域や地域性も違います。価値観も違います。ケアマネジャーになるまでどういう職種・仕事をしてきたかも違います。
ケアマネジャーの経歴
ケアマネジャーになるためには、基礎資格が必要です。規定の国家資格を保有して、その国家資格で5年以上の実務経験がないと試験を受けることができません。
基礎資格によって、相談技術、医療知識、リハビリ知識、介護知識が違ってきます。しかし、基礎資格だけでケアマネジャーを選んだとしても、ケアマネジャーとして仕事ができる、優秀なケアマネジャーだとは限りませんので、ご注意下さい。基礎資格は、そのケアマネジャーの得意分野です。
私の友だちケアマネジャーには、規定の国家資格外ですが、美容師だったケアマネジャー、フェラーリの自動車整備士だったケアマネジャーもいます。
ケアマネジャーと主任ケアマネジャー
「主任」ケアマネジャーとは、会社の役職名ではありません。
主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)という資格名です。ケアマネジャーを5年以上務めて、社会活動も行ったなど一定の条件を満たしたケアマネジャーが長時間研修を受講してなれる資格です。
会社のカラー
どんな業界でも、会社のカラー(色)や特徴があります。
例えば、テレビ局、自動車メーカー。
テレビ局にはそれぞれ特徴があります。
自動車メーカーによって自動車のデザインや機能が違います。
それは、ケアマネジャーも同じです。ケアマネジャーの所属先がどういう会社かによってケアマネジャーのカラーや特徴が違います。
大きい・大手の会社の場合は、設備や会社規定などがしっかりしているため、設備や備品が立派。営業時間と営業時間外の切り分けもしっかりしています。
しかし、介護業界は中小零細が多いです。独りケアマネジャーで自宅兼事務所のケアマネジャーもいます。会社規定なく拘束されないため、自由に仕事ができて、ご利用者・ご家族の都合に合わせやすい場合もあります。
まとめ
ケアマネジャー選びは、人が人を選ぶことなので大変難しいです。
「比較するものがない」「何を基準に選んだらよいか解らない」から
・ご家族(奥様や娘様)が話しやすいから女性ケアマネジャー
・若い方が何となくいいので若いケアマネジャー
・男性のケアマネジャーだからしっかりしている など
今はこんな感じの選び方が見受けられます。
ケアマネジャーと面接する時は
・ご利用者・ご家族が質問しても、解りやすく説明できるか
・ご利用者・ご家族の希望通りのことをしてくれるだけではなく、リスクや
デメリットも説明して別の方法も提案してくれるか
・自社の介護サービスばかりを売り込んでいないか
・専門家としての判断基準を説明できるか
・たくさんの引き出しを持っているか など
このようなことを意識してみて下さい。
後記
全ての分野についてトップクラスの実力を持つケアマネジャーは、存在しないと思います。
ケアマネジャーも得意分野・専門分野を掲げることが必要になるかもしれません。
例えば、医師
外科、内科、整形外科などがあります。足を骨折したのに眼科医院へ行く人はいないと思います。
弁護士も交通事故、離婚問題、企業問題、刑事、民事など得意分野・専門分野があります。
得意分野・専門分野を掲げることで、ご利用者・ご家族が悩んでいる内容に合わせて選びやすくなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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※見出し画像の出典:川崎市介護支援専門員連絡会総会資料冊子
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