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いつの間にか清潔ルールができちゃった

私は日用品の買い出しに出掛ける時に、母に聞きます。
「お母さん、何か買ってくるものある・・・」
そう尋ねると母は、
「あんた、例の消毒用のウェットティッシュ買ってきてや、もうちょっとしかないけん」と言って、カテキンの成分を使った除菌用のウェットティッシュを注文します。


敏感肌の母は、除菌するのにそのウェットティッシュが一番使いやすいようで、パンデミック以降、母の日常生活の必需品になりました。

朝ベッドから起き上がったらすぐに消毒し、目薬を入れる前に、食事をする時に、何かを触った時にも、一日何度も消毒しています。

母にとってそれは、菌から自分を遠ざけるための安心材料なんだと思います。ストックが5個以上あつても、私に頼むのです。
「あれ、必ずうてきてよ」


私はと言うとこの3年、びっくりするくらい手を洗うようになりました
我家の洗面台や台所等、水回りの場所には、当たり前のように、泡立ち石鹸が置いてあります
私はそれを使って一日何度もしっかり手を洗うのです
買い出しから帰って来ると母が
「あんた、ちゃんと手を洗わんといかんよ、ように洗とかんと」
「もう、洗たよ、分かっとるがね」

こんな会話をその都度交わしています。


「外から帰ったら手を洗う」は、私が幼い頃から親子の間で習慣化していました。
しかしここまでではありませんでした。
母と私の我家の新しい清潔ルールは、「水回りに来たら、徹底的に手を洗う」に変わっています。


泡を両手にしっかりゆき渡らせてから、指と指の隙間まで、丁寧に洗った後、手のひらの筋の中までも爪を立てて細かく洗い、最後は手首も綺麗に洗って、菌を遠ざける。この洗い方がパンデミック以降、我が家の新しい、清潔ルールになりました。めんどくさいなど一切思いません。我が家の絶対ルールなのです。


マスクだって同じです
自分の身を守り、他人に迷惑をかけないために、マスクは欠かせないアイテムになりました。
マスクをかけることが習慣化したために、人との距離感までも変えたように思えます
コロナ禍の清潔のルールとしてかけているマスクが、他人から自分の心を隠すためのアイテムにもなっているのです


今はこの新しい清潔のルールの中で、家族や友人、職場の仲間との交流や距離感が作られているのです

小さな空間で肩を寄せ合って、グラスを傾けるような密の交流は遠い昔の思い出になろうとしています。
これから、仲間と共有する時間を持つのであれば、それ相応の清潔ルールが必要なのです

時間を共有したいと言う想いがある限り、清潔のルールはこれからもどんどん変わっていくんだと思います。その時々で、臨機応変に
私はそれを煩わしいとは思いません。



最後までお読みいただいてありがとうございました。
たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。
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また明日お会いしましょう。💗



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