noteで空想◇イラスト人物図鑑vol.17

92歳のはあばが描いた個性的な人物のイラストに空想を巡らす
「noteで空想◇イラスト人物図鑑」です。
やっとばあばが新しい人物を描いてくれました。
4か月ぶりの投稿です。
「さー、空想の時間の始まり始まり―」

《カットサロン仁に関わる人たち》

カットサロン仁じんのカリスマ美容師と常連客３人が登場します。

【カットサロン仁のカリスマ店長：満みつるさん】

満さんはハサミの魔術師、そのカット技術は素晴らしく、顧客のイメージに合わせてカットします。その人の魅力を一番引き出すスタイルを作るのです。
ところが満さん本人のヘアスタイルはずっと変わりません。
彼の信念の強さをそこに見るような気がします。
何故か男性のファンが圧倒的に多いのです。
その優しい口調が、男子の心を捉えるのかも知れません。

【シューズショップ店員：巧たくみ君】

サロンのあるビルの一階のシューズショップで働くの巧君。
彼のセンスは抜群で、彼が休みだと、お客さんが残念がって帰って行きます。靴の知識がスバ抜けていて、彼に聞けば靴のメンテナンスの仕方まで教えてくれます。仕事に誇りを持っている彼は、満さんの仕事ぶりに憧れているのです。
もちろんカットは満さんにお任せなので「今日もお任せします」と言ってチェアーに座りました。

【大学生：誠まこと君】

誠君はヘアスタイルにこだわりがありません。
おかあさんがこのサロンに来ているので自分も仁でカットをしているのです。
いつもは無口な満さんも、誠君に饒舌になってリラックスさせています。
満さんは、誠君をいつか変身させたいとその日を楽しみに待っています。

【お洒落なサラリーマン：亮君】

亮君は学生時代から満さんのカット技術にほれ込んで、仁に通っています。彼はサロンに来るときは最高のお洒落をして来ます。
亮君は満さんから、ファッションセンスを褒められるのが嬉しいのです。この日はネクタイの結び方を褒めてもらいました。
満さんファンの亮君は満さんを飲み会に誘っています。
「満さん、素敵なバーを見つけたんですけど、今度一緒に行ってみませんか」
満さんは「僕は、お酒の席は苦手だからね」と言っています。
亮君はすかさず「だったら、おしゃれなカフェに行きましょう」
満さんは苦笑いをしています。

【毎日がバトル：山田家の女たち】

《流行っとると思て描いたんよ》

※92歳のばあばと娘の会話です。

「新しいイラストまで長い間かかったわい。今回は一気に描いたんよ、シューズショップの巧君のヘアスタイルは初めて描いてみたんよ」

「どうしてこのヘアーにしたん」

「最近、ドラマや雑誌を見て、流行っとるとと思て描いたんよ、ヘアスタイルも様々じゃけん表現しきれんわい」

新しいものにとても敏感な母には本当に驚かされます。

最後までお読みいただいてありがとうございました。
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