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大野分てふ朝の静けさふと怯ゆ

92歳のばあばのイラストと俳句のコラボ作品です。

大野分おおのわきとは台風の事です。
母が台風14号の接近でこの句を詠みました。
これまで経験したことのない猛烈な台風の接近と聞き
おびえながら、まだ遠くにある台風を心配する母。
その日の朝は、嵐の前の静けさで、かえってその静かな空気が
不安を駆り立てている自分の姿を詠みました。
母の気持ちが伝わる句です。


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