喧騒

平らな街の静けさ
好むと好まざるとに関わらず
喧騒が戻る
薄目を開けたお月さま
まどろみの湖に今も

もの言わぬ生命
回路は接続され ざわめきを捉える

恋の歌は歌えないのだと
言ったひとがいた
夢の中さえ

見上げた闇と 眠りに落ちる

よかったと思ったらサポートをしていただけたら嬉しいです。すべて音楽・創作活動費にさせていただきます。そっとあかりを灯せるように。