偏愛プロフィール帳【長澤まさみ】
ここ最近忙しない感じで気持ちが落ち着かなかったのですが、その反動(?)で、これまで自分が好きだったものや最近ハマっているものなどについて、ゆっくりと考える時間が増えました。体が癒しを欲しているのか???
せっかくなので、自分が愛を持って語りたいものについて、考えるだけでなく書いてみようかなと思います〜!
今回は長澤まさみさんについて。
まさみ(昔からなぜかこの呼び方なので、そのまま行きます)に関しては、「めちゃくちゃ詳しいです!」「出ているドラマ・映画・舞台を欠かさずチェックしてます!」という感じではなく、ゆる〜っとずっと好きな人。
そして3月6日、まさみが日本アカデミー賞最優助演女優賞を受賞しました!それもあって今とても想いが溢れているのです。
おめでとうまさみ〜〜〜〜!!!めでたい〜〜〜!!!!泣いちゃうね。
(キングダムはまだ観ていないです観ます)
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【好きなひと・もの・こと】
長澤まさみ。
俳優。1987年6月3日生まれ。出身地静岡県。身長168cm。血液型A型。
趣味は、料理、鑑賞全般。
詳しくは東宝のHPを!
【好きになったきっかけは?】
社会現象にもなった2004年公開の映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』。当時小学生6年生の私は、友人と一緒に映画館にセカチューを観に行きました。
そこで長澤まさみという存在を認識し、「好きだなあ」と思い、それ以来ずっと好き。思えば、私の人生の中で一番長い期間好きな俳優です。
ただ、当時の私が何を感じて、どうまさみを好きになったのか、というのは正直全然覚えていません。セカチューでの演技に圧倒されて好きになり、出ているドラマ(『ドラゴン桜』や『プロポーズ大作戦』など)を見てどんどん注目するようになっていって、次第にドラマや映画をチェックするようになったり、舞台に行ったりするようになった、という感じです。
友人と二人で映画を観に行ったっていうことも大きかったんじゃないかな、とも思います。確か大人の付き添いなし子どもだけ、自分のお小遣いを使って観に行ったので、自分にとって特別な映画だったんじゃないかな。初めて自分のお金で買ったCD的な感じですかね。今って初めて課金した音楽?とかになるのかな。
【どんなところが好き?その理由は?】
<いろんな顔を見せてくれて、もっと知りたいと思わせてくれる!>
長澤まさみというと、東宝シンデレラオーディションでグランプリを受賞して芸能界入り。セカチューが大ヒットし、正統派女優のイメージが強く、当初は清楚とか元気ハツラツとかそんなイメージが強かったかと思います。だけど、20代でセクシー、コメディなどいろいろな役柄にも挑戦し、時代劇、ミュージカルや声優などでも活躍。今では、主役だけじゃなく、脇役としても作品を支えています。
応援している側からしたら、積極的に新しい仕事に挑戦していてすごいなあ、次はどんなことをやってくれるのかなあと思わせてくれて、ワクワクします。どんどんと役の幅が広がっていて、単純に見ていて楽しいんですよね。
このCMとかも当時見たときには「おおっ」ってなった。
だけど、彼女自身は「意識して仕事を選んできたわけではない」「どの作品がターニングポイントっていうのはなくて、どの作品もターニングポイント」「仕事の評価が自分のキャリアにとってどうかということは、お客さんには関係ない」といろんな雑誌のインタビューで言っていました。このnumeroのインタビュー(https://numero.jp/personality89/)でも“私はこの仕事にはキャリアは関係ないと思っていて。あくまでもそのときの結果でしかない。経験値としては大切なことかもしれないし、体験した感情は自分にとってかけがえのないモノかもしれませんが、過去は過去でしかない。”って言っていて、そういうところが好きだなあと思いました。しなやかだけど強い。アスリートっぽさも感じる。自然でストイック。
あとは、バラエティに出ているまさみを見ていても、すごく親しみやすい雰囲気!かと思いきや、すごく控えめで落ち着いている時もある。一体どれが本当の長澤まさみなんだろう?と思うことが多いのですよね。だから余計に知りたくなってしまう。
でも、彼女は自分のことを知られたいと思わないし、自分のことなんてわからないままで良いと言っていて。これも雑誌のインタビューで読んだのですが、ネットにも一部載っていたので、引用します。
“私、人からどう思われようと、どう見られようと、実はどうでもいいんです。俳優という仕事をやっていく上では、本人がどういう性格であるか、どういう人間であるかは関係ないと思うから。これが、俳優じゃなくて自分自身で勝負しなくてはいけないのだとしたら、自分を確立しなくちゃいけないし、守るべきイメージも生まれてしまう。それはきっと、大変なことだろうなと思うし、それはそれでまた凄いことだなと思います。私は、私自身の性格がどういうものなのか、大勢の人に知ってもらいたいと思ったことは、実は一度もなくて……。私にもわからないんだから、きっと誰にもわからないだろうし、自分とは違うキャラクターを演じていくのが俳優なので、だったら自分のことなんてわからないままでもいい。そんなふうに思っています。”
【知ってほしい!見てほしい!おすすめポイント】
今回は、Amazonプライムで観られる、長澤まさみが出ている映画を取り上げたいと思います。あらすじはほとんど書かず、私の感想のみなので、もし気になったら観てください〜!
<散歩する侵略者>
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07B7FNDK4/ref=cm_sw_em_r_pv_wb_rNkYQewH7FYc5
私は結構キャストで映画やドラマを観るタイプで、まさみと松田龍平目当てで観たのですが、これは映画としてもとっっっっても好きでした。なんか舞台っぽい感じだな〜と思っていたら、どうやら原作は舞台でそれを映画化したとわかり納得(私が好きな舞台、主演松田龍平の『冒した者』という作品に雰囲気が似ていた)。
この映画で気づいたのは、まさみの「怒り」の演技がとても好きだということ。作品の色もあるだろうけれど、「なんで怒ってるんだろう?」「何に怒ってるんだろう?」って考えたくなる怒り。この作品では、まさみ演じる「鳴海」は基本的にずっと何かしらに怒っています。ただ、場面によって怒りが全然違っていて、怒りの中にいろんな感情が見えてくる。この映画を見たときに、「まさみの年齢の重ね方、素敵だなあ」と感じました。こういう役って若い時にはオファーが来なかっただろうし、今のまさみだから来た役って感じで、それを見られるのがとても嬉しかった。
あと、映画監督・黒沢清さんと劇作家・演出家の前川知大さんの対談も面白いです。
<涙そうそう>
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B01KGG2EXS/ref=cm_sw_em_r_pv_wb_n0u25opYlZNLG
妻夫木くん演じる「にーにー」とまさみ演じる「カオル」の兄妹感が本当に良かった。終始相手を思いやる気持ちが感じられる二人。まさみ演じるカオルは、最初元気で明るい子!という感じで登場するのですが、そんなカオルがいろんなことを考えていて悩んでいて、その様子がわかりやすくシーンとして抜かれているのが良いですね。まさみがまた良い表情をするんですよ。怒りの演技も良いけれど、悲しむ演技も良い。天才か?
ストーリーは急展開かな?と思う部分もありますが、私はすごく好きな映画です。妻夫木くんの演技もとても良い(まさみの話じゃないけど、妻夫木くんの家族系の作品にも弱い。若者たち2014とか。まさみも出てるし)。私は兄がいるので、こういうのに特に弱いのかも……!
主題歌の「涙そうそう」はもちろんのこと、BEGINの「三線の花」も良い。エンドロールまで良い映画。
あとこの作品もこの時のまさみの魅力がめちゃくちゃ出てるなあと思います。声が可愛いんですよ。まさみの魅力のひとつ、声。あと彼女の声って方言と相性良いと思うんですよね。
<WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~>
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00PFMTNXS/ref=cm_sw_em_r_pv_wb_19PVzsWOBdt7j
この映画も面白くて何回も見てる。おすすめです!テーマは林業。三浦しをんさん原作で、監督はウォーターボーイズの矢口史靖さん(またもや話は逸れるけれど、矢口さんの『サバイバルファミリー』も好き。買い占めや転売が起こってる今、もう一度観たくなる映画)。
WOOD JOB!のまさみも魅力的で語りたいのですが、すみません、書いているうちに力尽きてしまいました……。素朴で飾らない魅力がすごく感じられる役柄です。小学校の先生役なんですけど、こういった役もしっくり来るのすごいなあって思います。
【フリースペース】
ラブです。
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まさみのどういうところが好きかって初めて文章にしたのですが、書いてみて気づくことありますね。記録として良い。
ちなみに、プロフィール帳というタイトルにしたのは、昨夜「これ書いて〜」とこのフォーマットをオタク友達のLINEグループに投げたところ、「何このプロフィール帳みたいなの」と言われたからです。
※私と同年代の女性はすぐにわかると思うのですが、「プロフィール帳」という自己紹介シートみたいなものを交換し合う文化がありました。
https://dailyportalz.jp/kiji/180301202192
そして、既に各々の好きなものに関する回答の長文メモスクショが大量に返ってきて、LINEグループにプロフィール帳を格納するアルバムが作られました。楽しい遊び。
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