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#7肌荒れが気になる方、こんなことをしていませんか? アーユルヴェーダ編

アーユルヴェーダ※1セラピストの山田です。(山田さんと呼んでください。)

今日は 肌荒れの原因はこんなこともありますよというお話しです。

※1アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダとは、サンスクリット語のアーユス(Ayus/生命)とヴェーダ(Veda/科学)を組み合わせた「生命科学」という意味で、インドの伝統医学です。3大伝統医学の内の一つです。

アーユルヴェーダの施術のひとつシローダーラ

3つのドーシャ

アーユルヴェーダの特徴的な考え方の中に
生命エネルギーを3つに分けるというのがあります。
この3つのことを ドーシャと言います。

ドーシャの種類(めちゃくちゃ簡単に説明します。)
ヴァータ (風)
ピッタ (火) 
カパ (水)  

3つのドーシャ

五行説では 木火土金水を使いますが
アーユルヴェーダはこれを3つの要素で表しています。

ドーシャは 増えると病気になるといわれ、バランスが良いことが望まれます。そのバランスも個人によって異なります。

このエネルギーは 生命エネルギーを表すので 人の体の中にも 自然界にも 時間(1日、季節、人の一生)の中にもあります。

イメージとして
春は水が多くて 夏は火が多くて 冬は 風が多い というイメージがわきませんか?

大体あっています。

一日の中ではどうでしょう。
お昼ごろは 太陽が昇って気温も上がってくるので 火 の時間帯
お昼過ぎると 風が吹いてくるので 風 の時間帯
ということは 夜になってくると静かにとどまって 水の時間

って感じがしませんか?

眠るってどういうこと?

ではここからは眠るというのは 何が起きているかというお話をします。
よく眠れた日は次の日が元気ですよね。つまり、眠ることで体力が温存されて消耗したエネルギーの補充がしっかりされたということですね。だから、次の日は元気になりました。

ということは
身体は 回復ののエネルギーを作り出す作用があって
寝ていても燃えているとも言えますね。(火の時間)

寝ないで起きていると体の中でこんなことが起こっています。

実は夜にはこの燃える作用があるので起きているとそれが動きはじめて
おなかがすいてくるのです。

そこで食欲に負けて食べてしまうと…。
回復のエネルギーを起きて活動するエネルギーと消化に使うエネルギーに回さなければいけなくなり、結果、回復できず、疲れが取れない ということが起きます。
食べてから眠るのは 消化も中途半端です。
(消化がうまくいかないことは結構怖いことです。)

起きている時間が増えれば
回復に使われるはずのエネルギーが起きて活動するエネルギーに使われ、そこで食べたらそこでもまた消化にエネルギーが使われ、
回復のエネルギーが減って疲れが抜けません。

また、ますます燃えるということで体が乾燥します。
眠ると水の質が増えます。寝る時間遅くなれば水分うるおいも少なくなります。
乾燥するということは 身体から水分が抜けるということです。
身体から水分が減れば便秘になる可能性が増えます。
(他の体質の人は下痢になる場合もあります。)
水分が抜けるので 肌もかさついてきます。

こんな具合に
肌荒れの原因は寝る時間が遅くなると起きてきます。
肌荒れが気になる方、寝る時間が遅くはなかったですか?

夜に寝るって大事なことです。

今、起きている皆さん、早寝ましょうね。
肌荒れだけじゃなく、便秘にもなっちゃいますよ~。
食事は眠る2時間前までにね。 

次回は

春は逆に眠りすぎてしまいます。
眠りすぎるとこれまたちょっと大変。
これについてもまた書いていきますね。

春は眠い…。










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