小説家は読者を知るべきである
必死に書いているとのめり込んでいきます。
無我夢中にリズムを整えて、ストーリーの先を考えながら誤字脱字を探し他の書き方を検討します。
同時にいくつも考えているので必死です。
小説家を志してから100%書いていました。
1年くらい続けたとき出版社からアドバイスと受けることができました。
なんと、
「もう書かなくていいです」
と言われたのです。
編集さんにとっては、たくさんの作家志望者に言った言葉なのでしょう。
もちろん「書くな」と禁止する意味ではないはずです。
書かなくなったら引退ですから。
すぐに外に出て散歩しました。
繁華街に出て風景を頭に叩き込み、通行人たちをじっと見ました。
ファッションや歩くスピード、どんな場所に人が集まっているか。
流れ、音、におい、温度感、雰囲気などを捉えて帰りました。
すぐに文章を書いて、感じたことを定着しました。
自分の作品を読む読者が、どんな生活をしているかイメージすることも重要だという意味だと思いました。
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。