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やってみたいかどうかを基準にする

 小説を書き始めるときに、なかなか始められないことがよくある。
 そんなときには「やってみたいかどうか」を基準にする。
 「書いてみたい」ではなく「やってみたい」としたのは、イメージすることなど、書く前の段階が焦点になることが良くあるからだ。
 小説家として、文章をたくさん書くようになってから、書き始めのメンタルがとても重要だと感じるようになった。
 感情には起伏がある。
 今日書きたいと思ったネタが、明日はそうでもなくなっているかもしれない。
 おそらく今日書きたい理由があるはずで、文章は流れや、形容しがたい生命を持っているから、感覚的な認識も重要である。
 論理的な正しさと、文法上の正しさを無視して書くべきときもある。
 そんな矛盾した文章構成が、創作の醍醐味だと言っても良い。
 その指針になるものは「やってみたいかどうか」である。

「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。