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【山田組アカデミー賞】千秋 明帆

「山田組アカデミー賞」は、映画を題材にした7号の特別企画。部員各々が紹介したい映画を選び、語ります。
ー第2弾は「十二年越しの伏線回収」の千秋 明帆ー

定期的に観てしまう映画ってある。お気に入りのシーンだけ見たり、作業中に流したり、とりあえずみたいやつとか。今回の原稿中はメイドインアビスとか竜とそばかすの姫とかプロメア、天外者、あと原稿のためにローマの休日も観てました。サブスクはいいぞ。

定期的に、というと『コンスタンティン』が好きだ。キアヌ・リーヴス主演の映画で、2005年製作、原案はアメリカンコミック『ヘルブレイザー』(Wikipediaより)、中高生の頃に見たのだが、エクソシストってピンポイントに心を弾ませる要素ですよね。かつて自殺に二分だけ成功してしまったため天国に行かれなくなってしまったジョン・コンスタンティン。地獄ではなく天国に行くために悪魔を払うエクソシストになったが、ある依頼から異変を感じ始めるところから物語は始まる。ヘビースモーカーの肺癌余命宣告のくたびれた主人公って最高によくないですかと腕をつかんで囁く妖怪になってもいいので皆に観てもらいたい。悪魔は好きですか、堕天使は好きですか、私は大好きです!悪魔祓いのアイテムがまた心をくすぐる。これはほんと楽しんで観るやつ。今見ると古く感じるCG技術もまた味わい深い。みたくなってしまうんだよなぁ。

あと最近はまってしまった…いや待てもうこれ3年も観てるから最近じゃない。やばいな時の流れ怖すぎるというのが『映画 刀剣乱舞―継承―』!2.5次元映画なのだが、アクションが素晴らしく良く、シナリオも良く、役者の顔が良い。育成趣味レーションゲームが原作で、どちらかといえばファンのための映画のため慣れない方にはなかなか難しい世界かもしれない。西暦2205年、歴史を改変しようとする時間遡行軍なるものによる過去への攻撃が始まる。それを阻止するのが名だたる刀の付喪神「刀剣男士」。そして今回の舞台は1582年…そう本能寺の変!これだけでわくわくしますな。

おっと文字数が尽きてしまう…『サウンド・オブ・ミュージック』『ショーシャンクの空に』『グレイテスト・ショーマン』も良かった。『レオン』も良いな…。

だが、人生にはジブリ作品が必要だ。必須だ。人生における教養だといっても過言ではない(過言です)。それとは別に『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』も必要だ。忘れてはならないのが映画ポケモン第三作目『水の都の護神ラティアスとラティオス』。人生に必須といっても過言ではない(過言です)。

                               ー千秋 明帆ー



U-NEXTより引用
特殊能力で異界の者を見分け、その撃退を続けてきた孤独な探偵ジョン・コンスタンティン。ある時、天国と地獄のバランスが崩れようとしているのを察知した彼は、女性刑事アンジェラの双子の妹の自殺もそれに関係していると見て、彼女と行動をともにするが…。
映画「ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス」は
2022年9月8日までリバイバル上映中。


千秋 明帆が「映画」をテーマに書く物語↓


山田組文芸誌 第7号「映画」

山田組文芸誌 第6号「ライバル」


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