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📕 永遠も半ばを過ぎて

中島らも、著
永遠も半ばを過ぎて

写植を生業とする主人公、その友人?である詐欺師、出版社の女。言葉に関わる3人が集まったことで、思いもよらぬ方向へ。

間違って飲んだ薬で、主人公はハイになり、無自覚のままに書いた奇妙な本。
(著者が執筆していた当時、ほんまにそうやったんちゃうかなと思わせる箇所😅)

憑依されて書いたのだと、世間へ公表することに…

今夜すべてのバー、ではアル中を描き、
永遠も半ばを過ぎて、では薬中を描き、
日本ではもう出てこないだろうと思わせる、二刀流の使い手だと思う。

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