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【みんこず5・図解1861~1866】聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(11/5図解再追加)
みんなでことわざを図解して楽しむ「みんなでことわざ図解」(略称:みんこず)、第5回のお題は「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。ぜひ挑戦してみてくださいね!(目次の「みんなの図解」から追記分にジャンプできます)
「みんなでことわざ図解」って何?
「みんなでことわざ図解」とは「お題のことわざを参加者のみなさん(私含む)に図解してもらい、それを紹介する」ものです。
以前から「インターネット上に、気軽に図解を練習できる場所があるといいな」と思っていたので、自分でやってみることにしました。
「みんなでことわざ図解」は
手を動かして図解の練習ができる
図解化を通して自分視点でのことわざの理解が深まる
他の人の図解を見てことわざを多面的にとらえられる+図解の表現の参考になる
という"一粒で三度美味しい"企画となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1697609998391-HErzqq9Z8B.png?width=800)
図解に「正解」はありません。他の方とかぶっても全く問題ありませんので、お盆休みなどを活用してぜひ気軽に参加してみてくださいね!
【今回のお題】聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
今回のお題は「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。
![](https://assets.st-note.com/img/1697610506871-qax8BBRysn.png?width=800)
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
知らないことを聞くのはほんの一時の恥で済むが、聞かずに知らないまま過ごすのは一生恥ずかしいということ。
参加方法と注意点
ご参加いただける方は「#みんなでことわざ図解」のハッシュタグをつけて図解を投稿してください。本記事の「みんなの図解」でご紹介させていただきます(投稿note内にこのnoteのリンクを貼り付けていただくとより確実です)。
なお、図解を投稿する際は下の1+2の表示をお願いします。
図解内に出典として上記サイトを表示(下記画像参照)
投稿するページに出典としてことわざページへのリンクを表示
出典の記入例
出典:故事・ことわざ・慣用句辞典オンライン「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥とは」(https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/304.php)
上の文章を図解の下部(1.)と投稿ページ内(2.)に貼り付けてください(図解内での文字サイズは10pt程度の小さい文字でOKです)
![](https://assets.st-note.com/img/1697610336858-zYv5YpPypS.png?width=800)
今回の投稿期限の目安は11/4(土)18時です(それ以降でも投稿いただいた図解は適宜ご紹介させていただきます)。
図解に慣れるコツは、なんといっても「自分の頭で考えて手を動かす」ことです。図解に”正解”はありません。ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね!
ヒント
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
知らないことを聞くのはほんの一時の恥で済むが、聞かずに知らないまま過ごすのは一生恥ずかしいということ。
「人に聞く→その時だけ恥ずかしい」「人に聞かない→一生恥ずかしい」という形で、行動により「恥ずかしい期間」が違ってきます。期間を線の長さで表現する「〇〇型」などが相性が良さそうです。
上のリンクは直接「○○型」の紹介にジャンプします。なおヒントはあくまでも図解の一例なので、他の表現にもぜひ挑戦してみてくださいね!
みんなの図解(11/4追加)
![](https://assets.st-note.com/img/1697610506871-qax8BBRysn.png?width=800)
みなさんに投稿いただいた図解です。ご参加ありがとうございます!(投稿日順に紹介。noteリンクは最後にまとめて掲載)
あすず@絵や図で毎日アウトプットさん
絵やイラスト調の図解を毎日投稿されているあすずさんは、時間の流れを線の長さで表現する図解でご参加くださいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699074609683-dNUpXId2kk.png?width=800)
また、あすずさんの図解は色の使い方に特色があり、
赤色の濃さに差をつけたのは、分からないことを「聞けた」時と「聞けなかった」時では「一時」と「一生」という恥ずかしさを感じる長さの違いだけでなく恥ずかしさの強さの違いを表現したかったからです。
とのことです。
また、「なぜ、聞けない時があるのか」についても
私の場合、
聞く瞬間、その「いっとき」の強い恥ずかしさを
乗り越えられないからかな、と思います。
(中略)
でも、分からないことがそのままなので、
「もやもや」がずっと心のなかに残っていて、
実に気持ち悪かったです。
これが「聞かぬは一生の恥」の「一生」の恥なのか、
「弱い」恥ずかしさが「ずっと」続いていくのか、
これを味わうくらいなら「一時」の恥の方がいい、と思いました。
と図解の内容とリンクした「自分ごと」としての深掘りをされているのがすばらしいと感じました。
まるも|手書きと図解が好きさん
日経図解(日経新聞の記事図解)や日々の気づきを投稿されているまるもさんは、グラフ型の図解を投稿してくださいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699075053364-1aAvbU6HpR.png?width=800)
「聞いた人」と「聞かなかった人」の色分けと、「両者がターニングポイント(知らないことが出てきた時)までは一緒」というのがなるほど!と思いました。
ここでいう“知らないこと“は、学べる知識を前提で考えました。
わたしは、知らないことを聞くも聞かないも、どちらも良いと思っています。本人が選んだことなので。ただ、その選択が数年後に大きな差になるんだろうなぁと思い、このような図にしました。
とのことです。知識量の差が、2本のグラフ間の幅でうまく表現されていますね!
さいためさん
みんなでことわざ図解常連のさいためさんはベン図型の図解を投稿してくださいました!
![](https://assets.st-note.com/img/1699075599996-SBWzz1wuM2.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699075747316-NZd4B3xmNR.png?width=800)
下の2枚目は思考過程とのこと。私はベン図は思いつかなかったので、そういうとらえ方もあるのか、と感じました。
共通には「恥」かぁ
そうなればベン図でしょう
「恥」ってなかなかネガティブなことば
できることなら関わりたく無いこと
関わってしまったらきっと後悔する
あっ!
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
メッセージが見えたかも
(中略)
移動中の電車の中でmiroのアプリで付箋を貼りながら
思い浮かぶ言葉を繋げて図解しながら思考してみたら
「後悔の無いように生きなさい」ってメッセージが見えた!
また、上記のようにことわざの意味の図解だけでなく、「自分ごと」としてとらえているのもさすがですね!
山田太郎1(線表・タイムライン型)
![](https://assets.st-note.com/img/1699075993028-svhLL9DYYh.png?width=800)
お題作成時に作成した2枚のうち1枚。「知らないことを聞いた場合・聞かない場合」の場合分けで、「恥の期間」を線の長さで表現しています(ヒントに出したパターンです)。
「一時の恥」と「一生の恥」がメインですが、聞いた場合の方に「すこやかな期間」を追加して対になるようにしました。
実は「すこやかな期間」がない方が対比はより際立つのですが、それだと下のように「聞いた場合が『なにもない人生』のように見えてしまう」ため、上記のようにまとめました
![](https://assets.st-note.com/img/1699076288904-wRligW4vqi.png?width=800)
山田太郎2~4(グラフ型)
グラフ型の図解は3種類作成しました。いずれも横軸が時間軸なのは共通していますが、縦軸は解釈によって変わっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1699076486699-UvHwQopg91.png?width=800)
お題作成当時に考えた2枚目の図解。縦軸を「恥をかくリスク」としたもの。
「ベテランや役職が高い人は失敗しても周りに指摘してもらえない」という仕事の場でよくある話をヒントに、「今聞いておかないと、将来知らないうちに恥をかき続けるかもよ」というメッセージを込めました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699075938324-Or9ei7rA47.png?width=800)
追加で考えた図解。「恥」を「評判が下がる」と解釈し、縦軸を「評判」としたもの。
縦軸が「評判」になったことで、「聞いた人は評判が上がる:右肩上がり」、「聞かなかった人は評判が下がる(=恥):右肩下がり」と「聞くメリット」と「聞かないデメリット」を視覚的にわかりやすく表現できるようになりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699078110058-nC30Nwlxpk.png?width=800)
今までの3枚の図解を元に最後に考えたもの。「恥」を「自分の内側の恥」と「外部の評判としての恥」に分け、その合計も合わせてグラフにしました。
あくまでも私個人の感覚ですが、実は今回のことわざは
(前半)知らないことを聞くのはほんの一時の恥で済む:主に「外の恥」
(後半)聞かずに知らないまま過ごすのは一生恥ずかしい:主に「内の恥」
というように、厳密には前半と後半で「恥の種類」が違うように感じました。それを反映したのがこの図解です。
スペースの都合上原文の引用はできませんでしたが、図解としては自分が描いた4枚の中ではこれが一番しっくりきました。
山田太郎5(表型)※11/5再追加
![](https://assets.st-note.com/img/1699146065048-dfVDY3iqQW.png?width=800)
ことわざの内容をシンプルに表にしたもの(11/5に再度追加)。
こうして表にするとより明確になりますが、実は
知らないことを聞く×その後の人生(左下)
聞かない×知らないことがあった時(右上)
はことわざの中でははっきり示されていません(なので、この部分はことわざの内容から推測して埋めています)。
一部は推測で埋めているものの、これ単体でも立派な「表の図解」です。
また、このように一旦表に整理することで
「書かれている事実」と「追加の情報収集や推測で補うべき部分」が明確になる
対比とメッセージが明確になり、そこから別の表現(今回なら線表型やグラフ型など)へ発展させられる
というメリットもあるので、そういう意味も込めて追加しました。
今回のことわざ図解の分布
![](https://assets.st-note.com/img/1699146994287-hzHo84avMK.png?width=800)
今回のお題「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」の図解は、グラフ型と線表型が多かったです(今回は私が1人でグラフ型を3枚描いたので人数の分布も載せました)。
時間軸の要素があると、線表・タイムライン型やグラフは使いやすいですね。
ちなみにこれはただの傾向なので、「多いほうが正しい・えらい」というわけではありません
図解まとめ(再掲)
![](https://assets.st-note.com/img/1699074609683-dNUpXId2kk.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699075053364-1aAvbU6HpR.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699075599996-SBWzz1wuM2.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699107905368-eZnzGoU4ej.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699107912536-dpIGSo3BSW.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699107912740-rN6MXf9xg1.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699107921220-f5taRQQXD2.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699146065048-dfVDY3iqQW.png?width=800)
あとがき
ということで、みんなでことわざ図解第5回「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」でした。
今回はあすず@絵や図で毎日アウトプットさん、まるも|手書きと図解が好きさん、さいためさんの3名がご参加いただきました。ありがとうございます!
今回のお題もかなり有名なものでしたが、みなさん辞書的な意味を超えて「自分ごと」として深掘りし、それぞれの意味を見つけられているのが印象的でした。
次回は来年1月~2月頃の開催を予定しています。今回ご覧いただいて興味を持たれた方、ぜひご参加くださいね(みんなに図解してほしいことわざのリクエストも大歓迎です!)。
今回もお読みいただき、ありがとうございました!
関連リンク
ご参加いただいた方
山田太郎
図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例
主催者について→詳細プロフィール
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