【図解1744~1746】仕事を「内容」と「働き方」に分離する
【ベン図型】社会的に善いことでも、がんばり過ぎればそれが自分の苦痛になることもある。
善いことであればいつも無条件に気持ちよく行えるわけではなく、「本質的には善いことだけど、自分にとって続けるのは苦痛」という状態は起こりうる。
【ベン図型】多くの仕事は「食べていくため」だけでなく「社会貢献(善いこと)」の側面も持つ。しかし、善いことであっても苦痛になることはある。
苦痛への対応として、仕事を内容も働き方もごちゃまぜにして考えると「仕事全体を続けるかやめるか」の二択になりがち。
ここで、仕事を「仕事の内容」と「働き方」に分けることで、より自分に合った仕事との付き合い方が考えやすくなる。
【マトリックス型】「仕事自体はまあまあ好きだけど、今の働き方を続けるのはしんどい」という場合もある。
そういう時は勤務条件を今の職場と交渉したり、内容は同じでより自分に合った働き方の職場への転職を検討するなど、「仕事の内容は変えずに働き方のみを変える」ことができないか考えてみよう。
最近仕事について感じることを図解にしたものです。
仕事(特に”聖職”と言われる仕事)は基本的には「善いこと」ですし、だからこそ続けているという側面もあるでしょう。
しかし、私の場合それがいつの間にか
「善いことなのだから、いつでもよろこんで行わなければいけない(=苦痛を感じるのはおかしい)」
という固定観念につながっていました。
でも、今回ふと腑に落ちたのですが、現実としては「善いことでもつらいものはやっぱりつらい」んですよね。
この「善いことと苦痛は両立してもよい」ということに気づけたのは、今後の人生において非常に大きな意味を持つように思いました。
その上で、苦痛が許容範囲を超えているが仕事の内容自体は気に入っているなら、働き方を調整するのがいいのでしょう(私自身もちょうど今これをやっているところです)。
「善いもの」と「悪いもの(苦痛)」、なんとなく「混ぜるな危険」なイメージがありますが、現実的には混ざっている場合もある。まずその現実に向き合うことが、より働きやすい仕事を見つける第一歩になるのではないかと思います。
みなさんも「しんどいな……」と感じる時は、まずその気持ちを受け止めた上で仕事を「内容」と「働き方」に切り分けて考えてみてくださいね。何かヒントが見つかるかもしれませんよ。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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