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【図解1532,1533】当日締め切り依頼への対応態度

【マトリックス型】当日締め切りの仕事の依頼は他の段取りにも影響があることが多く、正直あまりうれしくはないもの。

そう言う仕事を受け取る時の態度と、今後に向けての改善要望(事前に予告できないか等)を伝えるかどうかで、人は大きく4つのタイプにわけられる。

仕事はおたがいさまなものだし、相手も人間だからできる範囲で笑顔で対応するに越したことはないが、時にはきちんと要望も伝えて「都合の良い人」として使われないようにも気をつけよう。



仕事をしている時に感じたことを図解したものです。

「依頼を笑顔で快く受ける」「仕事全体の円滑化(組織全体含む)のため、必要な改善提案はきちんと伝える」この2つはいずれも重要だと感じています。

また、右下の「当日依頼も快く受けるが、改善提案をしない『いい人』」タイプの人はしばしば「あの人なら断らないから」と気軽に使われてしまい、「都合のいい人」になってしまいがちです。

多少なら持ちつ持たれつの範囲でしょうが、それが過ぎると自分しかできない仕事に回す時間が足りなくなってお客さんの不利益になり、組織としての役割分担もなあなあになってしまい(これは主に依頼する側の問題ですが)、そして何より自分自身が疲弊してしまいます。

少なくともたまには「こうしてほしい」と伝え、「いい人」ではあっても「都合のいい人」にはならないようにするのがいいでしょう。


私自身は割としっかりその日その日の計画を作って仕事をするのと、焦らされるのが苦手なため、当日締め切りの仕事にはつい渋い顔をしてしまいがちです。

ちなみに依頼された仕事は原則翌日以降の計画に組み込んでいます

もう少し快く受けられた方が職場の人間関係も円滑になるとはわかっているのですが、私は感情を隠すのが苦手なので、日々の小さな失敗を振り返り、「次にこういう状況になったらこう対応しよう」と次回のシミュレーションをする形で少しずつ改善しています。

また、私のように冷たい対応を取りがちな人は往々にしてそもそも仕事を詰め込みすぎなので、「当日依頼対応用の余裕時間(バッファ)」を事前に毎日のスケジュールに組んでおくと心の余裕につながりますので、ぜひ試してみてください。

どれくらいのバッファが必要かは仕事の内容によります。たとえば私の場合、今は1日で40分程度ですが、以前の職場では突発対応が多かったため1日90分以上を割り振っていた時期もありました。なんにせよ、対応時間を記録し、その実績を元に見積もるのがおすすめです


なお、ここでは主に仕事の面を扱いましたが、基本的な考え方は人間関係全般に応用可能です。

この図解がより快適な働き方や人間関係のヒントになればうれしいです。

今回もお読みいただきありがとうございました!



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