【図解1199~1201】日常のアナロジー「手袋の戻し忘れ」と「祝日からの起床アラーム戻し忘れ」
つい先日、
暖かい日に薄手のジャケットに変えたら、翌日いつものジャケットに手袋を戻し忘れて寒かった
という失敗があったので、アナロジー(似ている点を元にして別のことを推測すること)のトレーニングもかねて教訓とアナロジーを考えてみました。
アナロジーの候補
・財布の入れ替え忘れ(ほぼ同じ)
・出張プレゼンでのデータ入れ忘れ(「いつもと違う状況」への対応ミス。物体とデータの違いあり)
・バブルに踊らされて経営破綻(一過性の特殊な状況へ過剰適応し、平常状態に復帰できない)
・祝日からの起床アラーム戻し忘れ(特殊な状態から平常時への戻し忘れ。モノとデータで抽象度の違いあり)
上記の候補の中から、「ある程度遠い領域」「今まで何度も経験があり、教訓が実生活に役立ちそう」という観点で「祝日の起床アラーム戻し忘れ(祝日のため起床アラームをオフにし、平日にする際に戻し忘れて寝坊しかける)」を対にする対象として選びました。
アナロジーによる教訓
この2つに共通する「特別な状態から平上位に戻すのに失敗したミス」という構造を抽象化して教訓化すると、下の図解のようになります。
ことわざ化:日常の手前に落とし穴
ちなみに、特別な状況に対して「いつも通りの対応」をするともちろん失敗する確率が高いですが、「通常→特別」の移行については「特別」に目が向いているのできちんと切り替えを行い、それにうまく対応できるケースが多いように思います。
逆に「特別→通常」のタイミングでは「いつも通りに戻るだけ」なので、今回の私のミスのようなうっかりミスが起こりやすいと言えるでしょう。
今回の取り組みの教訓
いつもは「図解を思いつく→図解からアナロジーを考える」の順ですが、今回はアナロジーのトレーニングとして日常の失敗を元に「アナロジーを考える→共通項を図解にする」という逆の手順で行ってみました。
その結果、いつもは図解が主役なため「図解:アナロジー=7:3」程度の力配分のところを今回は「図解:アナロジー=3:7」程度でアナロジーをじっくり考えることができたのがよかったです。
実は最初は1枚目のアナロジーの表だけの予定でしたが、考えていく過程で「共通項を図解にする」という副産物も得られました
祝日明けのアラーム戻し忘れに関しては新たな対策を思いつけませんでしたが、これも「アナロジーでも解決策を思いつかない場合がある」という形で学びになりました。
今後もアナロジーのトレーニングとして、また投稿に少し変化を付ける意味でも、今後もたまにこの形式の投稿をはさんでいこうと思っています。
今回もお読みいただきありがとうございました!
今回はしょこらさんのnoteに「投稿に変化をつける」という刺激をいただき、いつもとは違う形式で投稿してみました。しょこらさん、ありがとうございます!
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