【図解1501,1502】「正しいけど旬を過ぎたもの」は手放す
【マトリックス型】世の中に「正しい=やった方がいい」ことはたくさんあるが、状況は時間と共に変化する。
時間が経ったものは「今、本当に必要か」をもう一度考え、「今はそこまで必要ではない」と判断したなら手放して「今の自分にとって旬なもの」に力を入れよう。
読んだ本のチャレンジシート(本の概要や自分がすることなどをまとめたもの)が10枚を超え、それを整理している時に思いついた図解です。
することは1枚当たり通常3つ=10枚なら30個の「すること」があり、こんなにたくさんあると当然1つ1つへの意識は薄くなり、結局どれも中途半端になります。
多少数が多くても順番に習慣化していればある程度までは対応可能なのですが、することが多いと習慣化もなかなかできずにさらに積みあがる……というまさに悪循環の状態でした。
すること自体は元が本にまとめられた信頼性の高いものであり、本質的には色あせないものです。
しかし、自分の状況の変化でいくつか優先度が変化していたものや、またやってみて自分には合わないことがわかったものもありました。
そのため「今の自分の旬」である1枚のみ残し、それ以外の「旬ではなくなった」チャレンジシートは思い切ってすべて中止にしました。
現在はまた少し増えていますが、少なくとも以前よりも1つ1つの内容に向き合えているように感じています。
「新しいことをするには、まずその前に古いものを捨てなければならない」と言います。
捨てる=やめるものを考える時に「まったく役に立たなくなったこと」だけでなく「本質的には正しいが、今の自分の旬ではなくなったこと」まで選択肢に含めると、かなり身軽になれるように感じました。
また「手放す=今の自分の旬ではない」だけで、それが「間違い」というわけではないので、状況が変わったらまた取り組み見直すのもOKです。
そう考えると「手放す勇気」もより発揮しやすくなるでしょう。
「正しいけど旬を過ぎたことは手放す」、習慣化はもちろん仕事や本の整理などにも役立つ考え方なので、ぜひ試してみてくださいね。
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