【図解587~590】「ギャップ」がわかりやすさを生む
2019/9/28 図解をすべて差し替え(軸をアイコン表現にし、最重要ポイントの色を調整)
【マトリックス型】ギャップがわかりやすさを生む。重要なものとそれ以外の強調度の差が、わかりやすさのポイントになる。
図解やインフォグラフィックなどの視覚的な表現を念頭に置いていますが、同じことマンガや小説のストーリー(日常→困難→ハッピーエンドでギャップを作る)や話し方(多少の抑揚をつけたり間をとった方が聞きやすい)などにも当てはまるでしょう
【マトリックス型】良かれと思って全てを強調すると、逆に全て目立たなくなってしまう。
特に2番目のポイントを強調しすぎると、最重要ポイントが目立たなくなってしまうので要注意。
【マトリックス型】わかりやすくする方法の1つ目は足し算、つまりシンプルに最重要ポイントをより強調すること。
これは最重要ポイントの強調が足りない時に効果が大きい。この方法で重要なのは、作品の最重要ポイントをきちんと決めておく方向性と優先順位付け。
【マトリックス型】わかりやすくする方法の2つ目は引き算、つまり2番目以降のポイントの強調度を下げること。こちらは2番目以降のポイントを強調しすぎている時に効果的。
こちらの方法も方向性と優先順位付けが大切だが、それらに加えて自制心も重要になる(時間をかけて作った作品ほどきれいに”飾り立てたくなる”のが人情)。
メリハリの効いた強調がされている作品はわかりやすい。強調の足し算と引き算を意識し、ギャップとわかりやすさを引き出そう。
下の図解は「図で考える。シンプルになる。」という本に書いてある図解の見せ方の5つのポイントです。私はこの中だとサイズ、色、線(太字処理)の3つを使うことが多いです。
この図解について詳しくはこちら
私自身も1つ目の足し算の強調はまだしも、2番目の引き算の強調はまだまだ取り組み中の段階です。
特に太字処理を最重要ポイント以外にもしてしまうという癖があり、パッと見た時のギャップが少し弱くなってしまう傾向がありました(ちょうど2枚目の図解の状態)。
太字にした方が読みやすいかなと思ってしていたのですが、これがまさに「全てを強調すると目立たない」なんですよね……
私も今回の「2番目以降のポイントの強調を下げる」を意識してよりメリハリの効いた図解にしていきたいと思います。
下書き(の一部)。実は最初に思いついたのは「全てを強調すると逆に目立たない」の図解でした(ここが私自身の一番大きな気づき)。
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