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【図解514】難しい依頼は「キーパーソン」を通して頼む

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【特殊型】直接頼むと断られそうな難しい依頼(本人が気難しい場合も含む)は、直接本人に依頼するよりも本人にとって仲の良い人や頭のあがらない人などの「キーパーソン」を介して依頼すると断られにくくなる。

キーパーソンの例としては、職場なら本人の上司やお世話になった人、プライベートなら家族や親友などが当てはまる。これらの人を介すると、本人としてもキーパーソンの顔を立てたい気持ちが出てくるので、断られにくい。

もちろんキーパーソンに借りを作ることになるので乱用は避けるべきだが、どうしても成功させたい依頼がある時はキーパーソン経由で頼んで少しでも成功確率を高めよう。


頼み事をするとき、相手にとって納得感のある内容と伝え方に配慮するのは当然ですが、それでも難しい場合があります。そういう時は、キーパーソンという「肩書きや背景」の力も借りて成功確率を高めよう、という話です。

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この図解について詳しくはこちら


また、今回の図解をもう少し一般化すると「同じ内容のことでも、しかるべき肩書の人から伝えた方がスムーズに進む」とも言えます。

これは組織内(身内)のことはもちろん、組織外とのやり取りでは特に言えることでしょう(しかるべき役職の人が伝えることは、相手の顔を立てることにもつながります)。

実際、私も以前NPOの役員をしている時、他の役員の方が「本来トップかNo2が来るべきところを、No3以下が来て伝えられるとバランス悪い感じがするよね……」と言っているのを聞いたことがあります


上にも書いた通り何でもかんでも他の人に頼むと「丸投げの人」になってしまうのでよくありませんが、ここ一番の頼み事ではキーパーソンに頼むという「一手間」を加えることでよりうまくいく可能性を高められます。ぜひ意識してみてくださいね!



今回の図解は以前書いたこの図解のアナロジー(類推。ここでは本質的な構造が似ており同じ図解で表せるもの)です。

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この図解は「感情を直接コントロールするのは難しいが、思考をコントロールすることで感情にもある程度影響を与えられる」というものです(この図解について詳しくはこちら

共通点
直接は難しいけれど「ポイントになる部分」を経由すれば成功率が高まる
違う点
・今回の図解はキーパーソンから依頼相手への一方的な流れになっているが、感情の図解は「影響しあう」相互関係
・今回の図解は自分の「外の世界」を表現しているが、感情の図解は「自分の内の世界」を表現している

また、さらに抽象化するとこのアナロジー書式に当てはまるとも言えます。

図解にしてみると、世の中には意外と「似ていること」が多いとよく感じます。図解にして蓄積しておくことで経験が様々な場面で応用できるようになるので、興味がある方はぜひやってみてくださいね!


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