見出し画像

【図解1971】高い広告ほど「煮詰める手間」がかけられている

【ピラミッド型】CMや駅の看板などで見る広告のキャッチコピーは、拍子抜けなほどシンプルに見えるものも多い。

しかし、これらの高価な広告には値段相応の「表に出ない煮詰められた部分」があるはずであり、そういう目で見るとまた違った発見があるだろう。


駅の広告を見て感じたことの図解です。

あくまでも消費者の立場からの想像ですが、基本的には駅の看板広告やテレビCMなどには相応のお金がかかっているはずです。

ならば、それらの広告も一見シンプルに見えても、表に出なかった他の多くの案との競争を勝ち残った「秀逸な広告」なのだろうと思いました。

伝えること一般で考えても、内容を「足す」より「引く」方が難しいものです。

そんなことを考えながら駅の広告やテレビCMを眺めてみるのも、学びと楽しみがあるように感じました。


この図解の応用例(立体的に見る)

描いた図解を立体的に眺めてみます。

上から見る

上から見ると手前に色の濃い「キャッチコピー」、奥に点線の「表に出ない煮詰められた部分」が見えます。「目の前のキャッチコピーが選ばれたものである」ことが際立ちます。

下から見る

下から見ると「表に出ない煮詰められた部分」の下の線が目の前に見えます。良い広告を作るには、多くの案を出しすそ野を拡げることが重要であることが示唆されます。

左右から見る

左右から見ると、まず上にある「選ばれたキャッチコピー」が目に付きますが、目を凝らすとそれを多くの「表に出ない煮詰められた部分」が支えていることに気づきます。
目に見える部分だけでなく、それを支える目に見えないものに目を向ける重要性を思い出させてくれます。



●関連リンク

図解の「型」の説明→図解パターンの説明と使用例


お気持ちだけで充分です😊 もし良ければ、感想をコメントやシェアの形で表現していただけるとうれしいです😉