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【アナロジー書式・図解1121~1125】待ち時(どき)は見切り時

この「アナロジー(類推)書式」は、日々図解を描いている中で気づいた物事の共通点やつながりを、応用しやすいように抽象度を上げた図解にまとめたものです。

「類似と思考」読書メモ図解で出てきた「抽象化されたフラグメント」や「カテゴリー」レベルの図解です

まず抽象度の高い「アナロジー書式」を紹介し、その後にその考え方を使ったより具体性の高い図解を紹介していくので、関係性に目を向けながら読んでいただければと思います。

具体例の図解は気づいたことがあれば適宜追加していきます



◆アナロジー書式:待ち時(どき)は見切り時

20210116待ち時(どき)は見切り時

【サイクル型】待ち状態が長くなると、無意識に実行への心理的なハードルが上がる。これにより必要な時間や手間が増え、さらに待ち状態が長引く悪循環におちいることが多い。

待ち時(どき)は見切り時。質よりスピード重視でまず手を付けるか、または縁がなかったと判断してすること自体を見合わせよう。


上の図解と、この後紹介する具体例の関係は以下のようになります。

20210116アナロジー書式:待ち時(どき)は見切り時


◆具体例

積ん読の悪循環

20210116積ん読の悪循環

今回のアナロジー書式とともに思いついた図解。

「いつか読もう」の積ん読は往々にして「永遠の積ん読」になりがちです(もちろん私も)。この悪循環を断ち切るには、とりあえず数ページ読みはじめて流れを作ってしまうか、または大掃除と同じで今の自分との縁を考えてスパッと見切るのがよいでしょう。


返信遅れの悪循環

20210116返信遅れの悪循環

メールの返信やnoteのコメント返しでよく経験するもの。

「返信の早さと質」については人それぞれ考え方がありますが、少なくともこういう悪循環におちいりがちなことは頭の片隅に置いておくといいでしょう。

ちなみに私は「じっくりコメント」タイプですが、コメントを頂いたら少なくともスキだけはすぐに押すようにしています


締め切り超過の悪循環

20210116締め切り超過の悪循環

仕事などでよくあるパターン。

1つ前の返信も似た要素があります(一言だけの返信は直後なら問題なくても、1週間後にするとちょっと気まずい)。そもそも締め切りをすぎないのが一番ですが、締め切りを過ぎてしまったら自分の質へのこだわりは置いておき、相手の合格点ギリギリでもいいからスピードを最優先することが重要です。


待ち時間の悪循環(過去図解)

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参考:【DZC3・図解902】待ち時間の悪循環

このシリーズの図解で最初に描いた図解です。根本的には長い待ち時間が発生しないように仕事を流れを再設計することが重要です。

この図解を描いた時は図解のようにどちらかと言えば「目の前の状況を受け入れる」ことに主眼を置いていました。状況を受け入れて丁寧に対応する、相手の要求度ギリギリの範囲まで下げる、どちらも一長一短なのでケースバイケースの判断になります。


以下、思いついたものがあれば適宜追加予定です



◆関連マガジン・関連note

図解とアナロジーについての理解を深めたい方は、以下のマガジンやnoteもぜひご覧ください。



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