【図解50】「すること」と「したいこと」のバランス
こんばんは山田太郎です。
今回は「『すること』と『したいこと』のバランス」というテーマについて図解で考えてみました。
目次
・図解の説明
・図解のパターンと作成時の工夫
・おわりに
図解の説明
物事は「やりたい気持ち」(Want)と「義務感」(Todo)という切り口で以下の3種類にわけることができます。
・義務感がない純粋なしたいこと(ピンク)
・義務感もあるが楽しさも感じられること(オレンジ)
・義務感だけですること(青)
「すること」と「したいこと」のバランスを考えた時に、仕事ではどうしても「義務感だけでする」(青色部分)割合が多くなりがちです。
もちろん「義務感だけでする」部分も大事なのですが、こればかりだとどうしても精神的に消耗していきます。
なので、義務感だけの青い部分を減らしつつ、「義務はあるけど楽しさも感じられる」オレンジの部分を増やすのが基本になります。
また、たまには仕事と直接絡まない純粋な楽しみの部分(ピンク)も「遊び」として入れると「息継ぎ」ができて長く続けやすくなります。
前提となる「したいこと」の知り方としては、シンプルに「自分は今、『どうしたい?』」と問いかける習慣をつけるのがいいと思います(詳しくは以下の記事をご覧ください)。
私自身も割合的にはこの円でいう青い部分(義務感だけでする)がかなり多く、そういう時期はやはり精神的にかなりしんどかったですし、帰りも「今日も忙しくて疲れた……」という感じでした(ちなみに、青い部分は「頼まれ仕事」が多くなりやすい印象があります)。
これに対し、朝イチで「自分がしたいこと」をするようになってからは仕事自体は大きく変わらなくてもだいぶ満足度が高くなり、「今日も忙しかったけど、とりあえずやりたかった〇〇はできたからいいか」と思えるようになりました。
ちなみに、私はこんな感じで「義務感だけの仕事」を減らす工夫をしていました。
・書類仕事など「形が整っていればよい」ものは徹底してテンプレートを作り、使いまわす
・メールのやり取りなど感情面の配慮が必要なものは「テンプレート+相手に向けた内容」を入れるなど効率化とコミュニケーションの質のバランスに配慮
・仕事ごとに時間の見積もりを作り、行動後に実際の時間と比べて良かった点、課題をふり返る(このふり返りを元に上記のテンプレートを作ることも多かった)
・行動中はタイマー(消音)を使い、締め切り効果を活用する(ポモドーロテクニック)
仕事が忙しすぎると文字通り「心を亡くして」しまい「したいこと」を考える余裕すらなくなってしまいますが、結局は日々の小さな工夫を積み重ねながら「したいこと」の割合を増やしていくのが一番と日々感じています。
図解のパターンと作成時の工夫
この図解は重なりを表現する「ベン図」型になります。同じパターンの図解はこちらの「ベン図型」をご覧ください。
【道案内・図解42】図解パターンごとの記事目次(2018/5/20作成)
ちなみに今回の図解は先ほども紹介した「【図解43】「どうする?」と「どうしたい?」のバランス」の推敲時に思いついたものです。
図解作成時の工夫は以下の通りです。
・WANTとTODOはあえてすべて大文字にしてアイキャッチ的な役割を持たせた
・説明の量が少ないため、文字の大きさなどを工夫し図解の中に入れ込み、全体にすっきり見えるようにした
完成した図解がこのようになりました。
おわりに
今回は「することとしたいことのバランス」というテーマについて
義務感だけでしていることの時間を工夫して減らし、したいことと重なる部分や純粋な楽しみの時間を増やそう
という話でした。いかがでしたか?
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