20200303相互理解にはゆり戻しの時期がある

【図解797】相互理解には「ゆり戻しの時期」がある

20200303相互理解にはゆり戻しの時期がある

【グラフ型】引っ込み思案な人が考えを口に出していく時、言い過ぎたりまた口を閉ざしたりする「ゆり戻し」の時期がある。

そこで気持ちを話し合い、お互いにとってベストな方法をすり合わせるのが肝。

ゆり戻しにくじけず、より良いコミュニケーションを模索しよう。

この図解の一工夫:「満足」や「自分」などにアイコンを追加してよりイメージしやすくした。また、「自分」のアイコンはグラフの線の色から少しだけ暗くし、より見やすくした

※図解パターンの説明はこちら


妻との日頃のコミュニケーションで感じたものを図解にしたものです。

私は元々図のような「思ったことを我慢して不満をため込みやすい」タイプですが、妻(当時の彼女)との交際を機に少しずつ思ったことを言うようになりました。

特にこの1〜2年は内向型やHSP(とても敏感な人)のことを学んだこともあり、思ったことだけでなく感じたこともかなり口に出すようになりました。

思ったこと=理屈で説明できること(納得してもらいやすい)、感じたこと=やや理不尽なもの含め、自分の感じた素直な感情、というイメージです

これにより自分の満足度は以前より上がっていましたが、その反面妻に「最近は言うことが少し厳しい」と言われることが増え、言われたら少し控え、でも不満がたまってまた少し言い、、、と繰り返してきました(図解の「表出〜ゆり戻し」の段階)。

そして、ゆり戻しのやり取りを繰り返す中で、最近は少しずつ言い方やタイミングなど含め「ちょうどいい線引き」に近づけてきた感触があります(おそらく図解の「協調」段階の入り口)。


コミュニケーションは相手があるものですし、その時々の状況にもよるのでこれで「完璧」とは言えませんが、これからもこの図解を思い出しながらお互いが満足できるコミュニケーションに近づけていこうと思います。

なお、今回のnoteは主に「大事にしたい相手」とのコミュニケーションを念頭に書いています。

それほど親しくない相手や苦手な相手に関しては「ほど良い距離感を保つ」方が適切な場合もあるでしょう(どちらがいいかは自分の気持ちやストレス次第)


この内容、文章にすると当たり前に見えますが、

・当初の私はどこか「自分の気持ちを言えるようにさえなればすべてが解決する」と思っていたこと
・元々アサーティブな伝え方を本やセミナーで学んでいたにも関わらず、ある程度できるようになるのにかなり(年単位で)時間がかかったこと

※アサーティブ:自分の気持ちや意見を、相手の気持ちも尊重しながら、誠実に、率直に、そして対等に表現すること(特定非営利活動法人 アサーティブ ジャパンHPより)

という点で印象的だったので、図解にしてnoteにまとめました。何かの参考になれば幸いです



20200303相互理解の曲線

タイトルをより一般化したもの。今回はnoteのテーマに合わせたタイトルにしましたが、本の挿絵などに使うならこちらの方がベターかもしれません。


この図解のアナロジー(類推。ここでは本質的な構造が似ている≒同じ図解で表現できるもの)は、「行ったり来たりしながら成長する」と一般化することで、

・学びや成長全般(一見直線状に成長しているようでも、細かくみると小さな成功や失敗を繰り返しているものです。参考:成長は直線ではなく波線
・慎重さと大胆さ(自分の「欠点」を補おうと反対側に行き過ぎたり戻ったりしながら、ちょうどいいバランスに近づいていく)

などが考えられます。


画像2

下書き(オレンジの線は視線設計)。「表出期は自分は満足するが相手が不満になる」ことを表現するために真ん中にゼロを置き、下をマイナスにしているのがポイントです。


●関連note(今回のテーマをより一般化した図解)


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