20190825_相手の気持ちになる_を過信しない

【図解564,565】「相手の気持ちになる」を過信しない

画像1

2019/8/25図解差し替え(人型のアイコンに変更)

【特殊型】「相手の気持ちになって考える」、そのこと自体はすばらしい。

ただし、この場合の「相手」とは、どこまで行っても「自分の想像上の相手」であり、実際の相手そのものではない。

どんなに相手の気持ちになったつもりでも、そこには限界があることも覚えておこう。


画像2

【ベン図型】自分の想像した相手と実際の相手は、重なる(同じ)部分もあるが違う部分もある。大事なのはそれを認識し、予想が外れてもそれを受け止められること。

この2つの図解は一見同じ内容ですが、こちらは「同じ部分も違う部分もある」ということにポイントが置かれており、それに対して1枚目は「あくまでも想像である」と言う部分に焦点が当てられています



「相手の気持ちになる」は大事なことだけど、ついそこに甘えてしまったり、「思い通りの反応が得られず落ち込んでしまう」ということもあるかもしれないな、と思い自戒も込めて書いた図解です。

なお、これらの図解は図解は相手の気持ちを考えること自体を否定しているわけではもちろんありません


もし相手のことを考えてもうまくいかない時は、やはり先日のnoteにも書きましたが相手に本音を直接たずねるのが一番近道だと思います。

場合によっては本音を言ってくれないこともあるでしょうが、それでも相手の話す内容や話さない内容(話の流れから当然出てくると思われるキーワードが出てこないなど)、口調にヒントはあるはずです。


ただ、上のようには書いてみたものの、実際の生活で毎回隠された本音がないかを考えるとキリがないので、

基本は相手の気持ちを想像しながら対応
→うまくいかなければ直接質問し、相手の発言を信用して対応
→それでもうまく行かなければ本音が隠されていると考える

のように段階を踏むのが現実的だと思います。


「相手の気持ちになるのはすばらしいが限界もある」、ぜひ頭の片隅においておいてくださいね。


画像3

画像4

(2019/8/25追記)差し替え前後の比較。当初は吹き出しの中に人型のアイコンを入れるのはレイアウト的に難しいと見送っていましたが、レイアウト調整したところ入れ込むことができました。

「人」をテーマにした図解ですしやはり人型のアイコンがある方が一目見てわかりやすいですね。メッセージである「想像は実際の相手には及ばない」もアイコンの色の違いでうまく表現できていると思います。


画像5


関連図解。「自分がしてほしいこと」は相手のタイプが違うと「ありがた迷惑」になることも。どうせするなら「相手に合わせてする」までできれば、きっともっと喜んでもらえます。この図解について詳しくはこちら


スキボタン(♡)は、noteに会員登録してない方も押せますよ!


お気持ちだけで充分です😊 もし良ければ、感想をコメントやシェアの形で表現していただけるとうれしいです😉