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【図解1542】マニュアルは「目の前の人を見る助け」になる

【グラフ型】マニュアルを活用することで、最短距離で合格点の対応を確保しつつ、余力でその人にあった対応を上積みして「合格点+α」の対応ができる。

いい仕事をするには時間や集中力などの資源が必要。マニュアルは使い方次第で「目の前の人を見る助け」になる。


仕事をしていて感じたことを図解にしたものです。

私はアドリブやその場で考えて対応するのが苦手なため、基本はまずマニュアルという「型」を作り、それを磨き上げていくスタイルです。

その場その場の状況に合わせて柔軟な対応ができればいいのですが、私の場合何の手がかりもないと思考が散漫になってエネルギーが分散してしまい、結局ギリギリ合格点程度の対応しかできなくなることが多いです。

仕事というのはその時その時で微妙な状況の違いはあるものですが、やはり共通する部分も多いもの。

ならば、共通する部分はマニュアル化(仕組み化)して確実に合格点を取り、その上で温存できた時間やエネルギーを相手の事情にあわせて使えば、お互いの満足度を高めることができます。

なお、型になるマニュアルはその職場のマニュアルがあればそれを活用します。

職場にマニュアルがない場合でも業務の引継ぎなどの場合は口頭の申し送りはあるはずなので、まずはそれを文章化して骨組みとし、仕事をしながら肉付けしていきます。

口頭の申し送りさえない場合は色々な本などを参考に自分で作りますが、この時も最初はあまり作りこまずにチェックリスト程度の簡単なものにし、実際に使いながら肉付けしていきます。

どの形であれ、マニュアルという土台を作ることで「この部分は『いつも通り』でOK」「ここはこの人特有のことなので少し時間かけてじっくり対応」という判断がしやすくなり、グッと働きやすくなります。

みなさんもぜひ、マニュアルを「目の前の人を見る助け」として活用してみてくださいね。


この図解の応用例

この図解を「工夫を通して目の前の状況に柔軟に対応する」と抽象化すると

  • 医療機関の問診票(飲んでいる薬、アレルギーなどを1つ1つ口頭確認しなくてよくなり、医師が症状=困りごとの対処により集中できる)

  • 電動アシスト自転車(こぎやすくなり、サイクリングで風景を見る余裕ができる)

などにも転用できそうです。

ことわざ化:仕組みは柔軟性の母


●関連note&マガジン

図解の「型」と使用例→図解パターンの説明

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