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旅の準備編「穴場の京都観光五選」



皆様こんにちは。如何お過ごしでしょうか。ネットでは「秋がなくなるのでは」と囁かれていますね。

私は旅のため、普段から歩くようにしているのですがこの暑さではどうしたって三十分が活動限界。京都へ足を伸ばしたところで二ヶ所程しか廻れないでしょう。

それなら涼しくなるまで旅の計画をしてやろうじゃないか、ということで今回の企画と相成りました。皆様の参考になるかどうかはわかりませんが、これまで培った知識を総動員して、AIに負けないモデルコースを五つ提示したいと思っています。






一.岡崎エリア

まずはこちら。平安神宮を筆頭に見どころ満載の岡崎エリアです。ここを一日で回り切ることは不可能。博物館だけでなく動物園やお食事処もあるので他のエリアに行く必要はありません。少し足を伸ばせば南禅寺や無鄰菴もあります。決して飽きることはないでしょう。

私が各所を解説するより岡崎コンシェルジュさんのサイトが詳しいので、気になる方は覗いてみてください。芸術や歴史好きが大満足するエリアとなっています。

岡崎コンシェルジュ



二.京都御苑

秋の京都と聞いて皆様はどこを思い浮かべますか?実は超穴場スポットがあるんです。静かに紅葉を愛でられる場所、京都御苑です。

参観の申込が必要なのでは?と思われているかもしれませんが、それは京都御所、京都仙洞御所、京都迎賓館に限っての話。ほとんどの場所は無料。申込はもちろん不要。のんびり散策を楽しむことができます。

紅葉の東福寺で人の多さにウンザリした私は京都御苑で癒やされました。環境省が運営しているので大々的に宣伝されることはありません。ゆえに多くの人が押し寄せることもなく当然治安は抜群です。欠点は広すぎることと、植物の解説がないことくらいですかね。植物の情報を詳しく知りたい方は京都府立植物園がいいでしょう。静かな場所が好きな方やのんびり佇みたい方にオススメの場所です。

京都御苑 | 一般財団法人国民公園協会



三.醍醐・山科エリア

さてここからはマニアックなモデルコースになります。王道が好きな方や京都初心者にはオススメしません。今からご紹介するのは京都市営地下鉄東西線が走る醍醐・山科エリアです。

京都と言えば"京都市営バス"が有名ですが、こちらのエリアは京阪バスのテリトリーになっています。つまり京阪バス一日乗車券が利用できるんです。京阪沿線民はかなりお得になりますよ。万が一道路が混んでいても大丈夫。その時は地下鉄に乗ればいいんです。

忠臣蔵ファンの方はすでに山科に何度も訪れていることでしょう。大石内蔵助のゆかりがたくさんある聖地なんですよ。琵琶湖疏水が流れているのでのんびり川を眺めることもできます。ラーメン天という人気店を始め、天下一品や来々亭など人気ラーメンチェーン店が並んでいてラーメン激戦区でもあります。

洛中と比べると地味なイメージの山科・醍醐エリアですが、オーバーツーリズムの今こそオススメしたい場所です。



四.阪急沿線エリア

こちらは初心者から京都観光常連まで楽しめるモデルコースとなっています。

阪急京都本線沿線には見どころが山のようにあります。お酒好きであればサントリービール工場見学がまずはいいでしょう。京都の南端、大山崎駅で降りれば国宝茶室"待庵たいあん"で有名な妙喜庵(※要予約)があります。長岡天神駅ではすぐそばにツツジの名所、長岡天満宮があり四季折々の自然を楽しむ事ができます。

バス乗り継ぎが必須となりますが京都西山へ向かえば歴史好きが唸る十輪寺、善峯寺、大原野神社があります。古の時代に想いを馳せるのもいいでしょう。

桂駅で下車すれば桂離宮(※要予約)を見学することができますし、阪急嵐山本線に乗り換えれば、大人気の松尾大社や嵐山へ行くことも可能です。街が恋しくなったなら終着駅の四条河原町で、お土産を購入したり飲み食いする事だってできます。

京阪間のスピード勝負だと新幹線&新快速に負けてしまう阪急電車ですが、京都観光の際はぜひ乗ってみてください。とっても便利ですよ。



五.京都の商店街巡り

最後は個人的に気になっている場所、京都の商店街になります。

有名なのは新京極と錦市場ですが、京都には他にも面白い商店街がたくさんあります。大型商業施設に押されて商店街のほとんどが「シャッター通り」なんて呼ばれ方をされていましたが、近年独自性を打ち出す商店街がどんどん増えてきています。京都市営地下鉄東山駅の近くにある古川町商店街ではパステルランタンが千個以上吊り下げられていてインスタ映えスポットとなっているんですよ。

私が小さい頃は映画館が全然なくて、映画を観るために親に連れられて新京極商店街をよく歩いていました。だから商店街の寺社仏閣ってずっと当たり前だと思っていたんです。今では大阪市内や京都市内へ行かなくても映画が気軽に観れるようになりましたが、逆に特別感がなくなってしまいました。寂しい。



まとめ

如何でしたでしょうか。コロナ禍が明けて大勢の観光客が京都へ押し寄せている今だからこそ、超人気スポットを避けた穴場の京都五選。皆様の参考になれば幸いです。

私ってひねくれ者で天邪鬼なので、もちろんここで挙げなかった場所に行く可能性はあります。東福寺・豊国神社エリアも気になっているんですよね。京阪沿線民なので気軽に行けますし。

10月初旬あたりには行動を開始したい所ですが、下手すれば11月まで暑さが続くかもしれません。暑さに耐えるしか方法はないのでしょうか。以上、旅の準備編「穴場の京都観光五選」でした。



追記

『一度は行きたいあの場所』応募作品の中で、スキの週間一位を獲得しました。皆様ありがとうございます。感謝!!

2023.08.28

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