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第23回京都検定の一日「明治創業篠田屋で名物皿盛」


"光る君へ"面白いですね。

視聴率は10%ちょっと。どうする家康の同じ回より低いそうですがこれはまぁ仕方ないことです。だって登場人物の半数以上が藤原なんですもの。ネタバレって基本好まれない行為ですが、今回の大河に限って言えばウィキペディアやら人物相関図やらを事前に予習をする必要があります。それをしないと誰が何しているんだかサッパリワケワカメ。一方、戦国時代は非常に優れたコンテンツで大名だけでなく家臣や姫までキャラクターが周知されています。鎌倉殿の13人同様ずっと厳しい状況が続くのかなって。

そんな中、私が今回の大河ドラマで注目しているのが平安京の地名です。謎の男が散楽をやっていた場所は四条万里小路。主人公まひろが代筆業をしていた絵師のお店は高辻富小路。通りの名前が放送で流れるたびスマホでチェックしてます。いつか京都市内の通り名全てを網羅できるようになりたいんですよね。京都も地理も大好きな私です。

余談はこのくらいにして旅の続きに参りますね。前回は京阪電車に乗り三条駅に着きました。時刻は11時。


三条に来たのは新涼の京都観光以来です。バス停の屋根にトントコ歩くカラスの不気味な音に恐怖を感じました。あの日からもう三ヶ月経ったんですね。


立派な寺号標が見えてまいりました。檀王法林寺のお隣さんが今回の目的地です。開店時間30分前。すでに10人ほどの行列が作られていました。


まだ時間あるし三条周辺を歩こうかな。いや、今並ばないと大変なことになってしまうかもしれない。うーんどうしよう。

ローグライクゲームの如く選択肢が私の脳内を駆け回ります。私が下した決断はコレでした。行列の最後尾に付き30分待とうと。

この選択は功を奏します。


11時30分。

店員さんが出てきて暖簾が掛けられました。開店です。一瞬で席が埋まりました。


品は高田で値は安兵衛

高田馬場 (落語) - Wikipedia

注文を済ませのんびり待っていたら粋なキャッチコピーを発見。なにこれ。めっちゃかっこよ。

高田馬場の仇討ちに出てくる堀部安兵衛の語呂合わせフレーズだそうです。さすが百年続く定食屋さんならでは。


店内の様子はこんな感じ。多くのメディアで紹介されている篠田屋さんですがあえて店内の様子を事前に調べませんでした。なるほど、めっちゃいい雰囲気。


青色基調の見やすいメニュー表です。


京都のご当地グルメ、にしんそばもいつか食べてみたいんですよね。

大晦日にスーパーで鰊を購入して自分で作った事はありますが、外で食べたことは一度もありません。行くとしたらまずは南座のお隣にあるにしんそば発祥のお店"松葉"さんでしょうかね。


800円

次々と注文を捌く手際のよい店員さん。どんどん品が運ばれていきます。私の番が来ました。テーブルに置かれたこちらが篠田屋さんのスペシャリテ、皿盛さらもりになります。


湯気が立っているのが見えますでしょうか。あんかけで熱を閉じ込めているのでずっとアツアツホックホクです。


え?カレーに唐辛子?

これがアリなんです。言うなればカレーうどんのお出汁なので相性バツグン。とんかつ用ソースも添えられていましたが今回は辞退しました。


美味しかった。ごちそうさまでした🙏

時刻は12時。暖簾をくぐり外へ出ると長蛇の列が。もし三条駅周辺を撮影して開店時間ギリギリに並んでたら13時近くになっていたかもしれません。観光ならそれでも構わないのですが、今日は検定試験が控えています。遅刻は絶対に許されません。早めに来て並んでよかった。以上です。



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