【hint.337】「ゆるんだじかん」

昨日は、久々に長めの散歩をした。

ギリギリにはなっちゃったのだけど、今年度の確定申告書類を、税務署まで提出しがてら、のんびりと歩くことにした。

自転車でビュ〜っと行ってしまおうかと思ったけれど、太陽が気持ち良さそうだったので、歩けない距離でもないし歩いていくか〜、ということで。

日頃、駅に向かう道とはちがう道をなるべく選んで歩いてみた。

もう、武蔵野市にはかれこれ５年ほど住んでいるけれども、その間に引っ越しもしたし、以前はよく通っていたのに、今ではとんと通ることのない道を、何ヶ月ぶり？一年ぐらい経ってるかな？といった感覚を引き連れながらのゆったりとした時間は、とても気持ちが良かった。

もう２年ぐらい前になるのかな。

たしかTBS系のドラマで、主人公の波瑠さんが勤務している設定で登場していた眼科の前を通りながら、「あぁ、こういうこともあったなぁ」と、以前からそこにあった景色を今さらながらしみじみと味わいつつ、２年前の僕自身の生活にも思いを馳せたりした。

そんなに大きく変わってはいないし、うまくいかないこともたくさんあるけれども、それにのみ込まれることなく立ち直り、けっこうご機嫌に日々を過ごし続けられていて、なによりだなぁと。

ここ数年は、特に親族まわりで、新しい出逢いやつながり、出逢い直しや別れなど、なかなか盛りだくさんだよなぁと。

「やったほうがいいこと」とか「やりたいこと」は、やっぱりたくさんすぐ近くにあるんだけど、こういった「ゆるんだじかん」も忘れないようにすることはとても大事。

他者との関わりの中で、最近はとくにそう感じるのです。