やまち

カナダのスタバでワーキングホリデー。現代北米文学専攻の大学4年生。本と音楽とラジオが好…

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カナダのスタバでワーキングホリデー。現代北米文学専攻の大学4年生。本と音楽とラジオが好き。

最近の記事

ホグ。| ロッキー山脈格安ツアー旅行記①

2023年8月。念願だったバンフ、ウィスラー、ヨーホーを巡る旅行に3泊4日で行ってきた。韓国のリタイアした老夫婦がメインの客層になっている韓国のツアー会社に友人と2人、唯一の日本人として乱入して。 元々バンフへはツアーを使わずに行く予定だった。ツアーって高いイメージだったし。 「バンフに行くならレイクルイーズは絶対にみたいし、あとコロンビア大氷原と…ジャスパーってバンフより人が少なくて星空もきれいなんだって。あとそれからヨーホーも行きたい」 私と友人は計画性というものを

    • 日記 子育てのゴール

      就活のために11月に帰国する予定だったのが、あまりにもカナダ(というか友人たち)から離れがたくて2月末の帰国になった件で、昨夜母に「娘の将来が心配やとか思ったりせんのん」って聞いてみた。 すると、「あんたは自分のことをちゃんと大切にできる子だってことに関しては信頼してるからなぁんにも心配してないわ。あんたのことだから納得して幸せになる道を選ぶでしょ?」とのこと。何に関して信頼されてないのか若干気になったけどそれは置いておいて。 昔どこかで読んだ本に、親が子供にできる最大の

      • 人生初のホラー映画-報連相って本当に大事−

        ホラー映画を見てきた。スタバの同僚たちと。深夜10:15-12:20という1番見てはいけない時間でのレイトショー。The Nunという映画で、今日本で公開されているか調べようか一瞬迷ったけれどあの画像をもう一度見ることに私の心臓が耐えられる自信がないので各自調べて下さい。※昼間にびくびくしながら調べたところ、「死霊館のシアター 呪いの秘密」というタイトルで10月13日に公開されたようです。 こんなはずではなかった。なぜって私はホラーというジャンルが本当に苦手だから。今も深夜

        • 22歳の誕生日におもうこと

          22歳の誕生日をカナダで迎えた。毎年恒例の、と思っていたけれど、いち、に、と数えてにじゅうににたどり着くまで大して時間がかからなくて、まだ22回しかたってないのかと不思議な感じもする。 22歳の誕生日はスタバの同僚でありカナダでできた私が愛してやまない友人たちに囲まれて、その一人、ロンの家でパーティーを開いてもらった。「スタバの飲み物、シロップの中でどのフレーバーが一番好き?」と気が付かない間に巧妙に聞き出されていた私の好みに基づいたホワイトチョコと苺の8人でも食べきれない

        ホグ。| ロッキー山脈格安ツアー旅行記①

          私をバンクーバーと英米文学の世界に連れてきた西加奈子が、この場所で乳がんになっていた

          Amazonの電子書籍で予約購入をして、日本時間の4月19日0:00、バンクーバーの4月18日8:00に語学学校へ向かうスカイトレインの中で息を詰めて読み始めた「くもをさがす」。感想を書こうとずっと思っていたのにあまりの愛で書き進めることができずこんなに時間が経ってしまいました。 西加奈子のファンだという方、こんにちは。友達になりましょう。 西加奈子にがっつり影響を受けて西加奈子が作家になるきっかけだと語っていたトニ・モリスンに興味を持ち、大学で黒人女性であるモリスンを含

          私をバンクーバーと英米文学の世界に連れてきた西加奈子が、この場所で乳がんになっていた

          ダンス音痴、バンクーバーのナイトクラブで克服…か…?

          私にはどう頑張っても出来ないことが3つあって、上から順に数学、ダンス、車の運転です。 さて、ダンス。今この人はダンスが苦手なのね、と思ったあなたの想像を華麗に上回ってダンスが踊れない。ミュージカル大好きなのに。 高校2年生の文化祭、欅坂46の「二人セゾン」とMOMOLANDの「BBoom BBoom」を踊りました。1ヶ月間毎日朝の自主練と部活後の友人主催の特訓に参加し、家でも毎日練習し、やれることはすべてやりきった本番。 友人から「沖縄あたりの民族舞踊かと思った」と言わ

          ダンス音痴、バンクーバーのナイトクラブで克服…か…?

          踏んだり蹴ったり、蹴られたり

          いろんなことがうまく行かなくて、取りあえずチラシで見かけたセールのベーコン買ってサンドウィッチ作ろうとスーパーに行ったら売り切れで、バス停から数十メートルのところで乗ろうと思ったバスが近づいて来ているのが見えたので走り出そうと一歩踏み出したところ上から舞い降りてきたカラスに頭を蹴飛ばされました。人生初の経験で思い返しても衝撃がぶり返すのでもう一度言います。 カラスに、頭を、蹴飛ばされました。 頭に衝撃を感じて何が起こったのか分からず道のど真ん中で呆然と立ち尽くしている私に

          踏んだり蹴ったり、蹴られたり

          院か就職か昭和記念公園のトランポリンか

          先週までコートを着ていたのに、ここ数日でBC州は一気に初夏の空気を醸し出し、私はHYの366日を聴いています。あぁ、沖縄行きたい。 こっちにいる間に院に進学するのか(英米文学専攻としてはつまり大学教員を視野に入れて覚悟を決めるという意味)、就職するのか(でもどの業界に?)、学部卒業後にどの方向に舵を取るのか決めなければならないのですがどうにもこうにも現実味がなく海と山とBBC(とiTVとChanel4)を眺めながらポケーっとハムサンドイッチを噛る日々です。 本当のところ私

          院か就職か昭和記念公園のトランポリンか

          ライトグレーのスーツと就活

          私の就活スーツは明るい灰色です。履歴書用の写真もこのスーツで撮りました。 この写真、気合いを入れすぎてあまりにも気迫のこもった目でカメラを見つめたせいで母から「独裁国家のアナウンサーみたい」との感想を賜り、友達に愚痴りながら写真を見せたところ「たしかに」と言いながら呼吸が怪しくなるほど笑われました。普段は大変優しい友人なのですが、目の前で写真を手にした友人がうっすら悲しそうな目で笑い転げる彼女を見つめていることには気が付かなかったのでしょうか。 それから暫くして、この写真

          ライトグレーのスーツと就活

          休学ワーホリ1カ月目の心境

          記念すべき2回目の投稿、どうせなら読んでみたいと思ってもらえるようなものを書きたいと、就活関連で考えていたことを途中まで書いていました。が、この2日間どうしようもなくぐずぐずなので、「休学中に」「知り合いのいないカナダで」「最初の2カ月だけ語学学校に通いながら」「ワーキングホリデー」という仲間がいそうで見当たらない絶妙な立場で今感じていることを吐き出しておこうと思います。 ※書くのに時間がかかりすぎてもうこの「2日間」から随分経ち完全に立ち直ったのですが、記録として残しておき

          休学ワーホリ1カ月目の心境

          就活からカナダへエスケープして一ヶ月

          今日でカナダに来て一カ月が経ちました。 9日間の土日の内で友人と連れだって出かけたのが1日だけという令和の女子大生にあるまじき出不精を見かねたホストマザーに先ほど買い物に連れ出してもらい、帰ってきてジェーン・スーの「これでもいいのだ」を読んでいるところです。これではよくない。 ちなみに私のホストファミリーはこのホストマザー1人です。アジア系が多いと言われているホームステイでは珍しくイングランド出身の方なので、友人たちからはネイティブ環境でうらやましいと言われることもままあり

          就活からカナダへエスケープして一ヶ月